大阪の安定力で世界へ、ローカライズでカルチャー発信

株式会社アクティブゲーミングメディア

大阪の安定力で世界へ、ローカライズでカルチャー発信

株式会社アクティブゲーミングメディア

日本初のゲームローカライズ専門会社「株式会社アクティブゲーミングメディア」

「株式会社アクティブゲーミングメディア」はゲーム、アニメ、マンガのローカライズ事業を中心に、ゲームの企画・開発・運営も行っている。2008年に東京で設立され、その後本社を大阪に移転した。社員は120名以上、26カ国以上のメンバーが所属している(2019年1月現在)。
この度インタビューに答えてくれた代表取締役のイバイ・アメストイさんは、日本のマンガ『ゴルゴ13』や手塚治虫作品など、日本のカルチャーに対する熱烈な思いが高じて来日し、日本で会社設立にまで至った。2017年には手塚治虫作品のキャラクターが登場する本格対戦トレーディング・カードゲーム『アトム:時空の果て』の企画から世界リリースまでも手掛けている。2018年からは会社事業として、外国人の人材紹介業もスタートさせており、関西でグローバル人材として働く先駆者としてインタビューに登場してくれた。

プロフィール

イバイ・アメストイさん、代表取締役
スペイン・バスク地方出身。2000年に来日しゲーム会社に勤務後、独立して「株式会社アクティブゲーミングメディア」を設立した。
近年では日本での外国人雇用をテーマに、新聞やテレビなど多数のメディアへの登場も増えている。

Startup:日本での起業は苦労知らず!?

私は母国スペインで、日本のマンガやキャラクターに魅了されたことをきっかけに来日し、現在は大阪本社を拠点にビジネスを行っています。日本のゲームやマンガ、アニメなどのコンテンツが、多くの国で人気を集めていることは既に世界の常識になっていますが、当社では日本・海外のエンタメコンテンツをローカライズすることが主な事業になっています。

実は日本で起業するにあたり、特に苦労したという経験はありません。私にとって日本は世界で一番、起業するのが簡単な国だと思いました。大阪でオフィスを立ち上げる際は、契約を交わす前に事務所の鍵をもらえたくらいです。それに日本はお金の約束にとても堅い国なので、金銭面で苦労した経験もありません。海外で働くビジネスマンにとって、良い条件の仕事をうまく引っ張れない方が、むしろ日常茶飯事だと思うので、私にとって日本はとてもビジネスのしやすい国です。

大阪オフィスを立ち上げた2009年は、現在よりも大阪に外国人がいなかったので、私のように外国人で起業しようとする存在は本当に珍しかったと思います。それでも大阪は、在日二世も多く住んでいるので海外から来た人が腰を落ち着かせるには、居心地のいい場所だと思いますね。

Kansai:地域に根づくプライドと温かさ

大阪を事業拠点にして約10年になりますが、大阪の街は東京に比べて大きな変化が起こりにくい場所です。そのため大阪は人材も会社経営も安定させやすく、そこが会社の拠点を大阪にしている一番の理由です。私は東京も住みやすい街だと思いますが、驚くべきことに「東京オフィスに異動したい」と言い出す大阪のメンバーは、この10年間で1人もいないんですよ!

ビジネスを行う上で大阪は、ご縁による影響が大きい街です。まだ商品として成熟していない状態でも、「とりあえず1本やってみようか?」と、お気持ちで仕事をいただくことが多かったです。関西で人の温かみを日常的に感じやすいのは、この土地で暮らす人たちが自分の街にプライドを持って生きているからかもしれないですね。自分のいる場所で同じ時を過ごす人たちには、自分と同じような居心地の良さを感じてほしいのだと思います。

東京に比べると関西ではいわゆる引き抜きが少ないため、良い人材に巡り合えたら長いおつき合いができます。日本は慢性的な人手不足に陥っていますが、私は今の日本の労働人口から推測すると、1000万人以上の外国人が日本に必要なのではないかと思っています。同じ池(国)の魚(人材)をみんなで釣り合わずに、外(海外)から呼んで魚の数を増やせればと思っています。日本でも特定の業界に限らず様々な分野に外国人就業者がいても、違和感がないような社会になってほしいと願っています。

Excitement:3年以内に会社規模を2倍へ

当社は「PLAYISM」というインディーゲーム(個人や小規模の開発者によって作られたゲームソフト)を紹介するサイトも運営しています。ゲームエンジンが発達したことにより、一般の方でもゲームを形にしやすくなりましたが、やはり個人でゲームを完成させるのは本当に困難な道のりです。1人で“ストーリー” “音楽” “グラフィック”などをすべて作り上げて、さらにそれを他の人におもしろいと思ってもらわなければ需要がありません。

日本のコンテンツでグローバルに大規模なビジネスとして成り立っているのは、『スーパーマリオブラザーズ』や『ポケットモンスター』、『ONE PIECE』など、20年以上前に作られたものが多いのが現状です。一方、欧米のコンテンツは若い世代のクリエイターが手がけたものでも、作家性の高い素晴らしい作品が多いです。そういった私の知見や目利きを生かしてコンテンツを見つけ、様々な国に届けていきたいと思ったのが、そもそも私が独立したいと思った大きなきっかけです。

設立11年目となる当社には現在、100名以上の様々な経歴を持ったメンバーが在籍しています。ローカライズ部門の翻訳者は必ずしもゲーム業界の出身者ではありませんし、私は既に立派な経歴がある人よりも、当社で育てあげた人物と一緒にビジネスを進めていくことの方が興味深いです。社内のメンバーは多国籍ですが日本拠点の会社なので、希望業務の基本的なノウハウを持った上で、日本のビジネスマナーにも理解がある方は当社で働きやすいと思います。3年以内には当社を200名規模の会社にしていきたいですね。

Future:グローバル化に守りは不要!

日本では40歳前後の世代を境目に、インターネットやパソコンの普及によって、子ども時代に慣れ親しむカルチャーやメディアが大きく変化しました。人間は基本的に、インプットしたものしかアウトプットできないもので、栄養バランスのとれた食生活であれば身体も良い状態になりますし、不健康な食べ物ばかりを食べていれば、体調も悪くなっていきます。世界的に評価されている日本人クリエイターの映画監督や舞台監督たちは、70年代以前の良質な作品にも触れていたからこそ、現代に名作を生み出せているのだと思います。

実際に消費されているカルチャーを吸収した上で新しい作品を生み出せるのが、私は本当のクリエイターだと思っていますが、そういった意味で日本にいる40歳以下のインディーゲームクリエイターは、ごく少数です。世界にはその何倍もの素晴らしいクリエイターが、若い世代にもいます。私たちが各国のコンテンツを各地へローカライズすることで、各地域の新しいクリエイティブ作りにも繋がってくれれば嬉しいです。

今後日本では、大きな国際イベントが予定されていることもありグローバル化は必然ですが、変化の少ない大阪も守りに入る必要は全くないと思います。日本に脈々と紡がれている重厚なカルチャーは、たかだか1000万人の外国人がやってきたところで、決して薄まるようなものではないと信じています。私がスペインに生まれながら日本のポップカルチャーに憧れたように、国を飛び越えて夢中にさせるようなコンテンツを、ぜひ一緒に世界中へ届けていきましょう!

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