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花野 桜のキラキラ女性錬金術

印象を残す方法2017.03.07


会社で働いていると日々たくさんの人と接点を持つでしょう。私も、会社で営業をやっていたころはいかにお客さんに自分を覚えてもらうか、好印象を持ってもらうかを考えていました。そして、お客さんに何かあった際の第一早期になれるよう日々コンタクトを続けていました。少し営業職の話に偏るかもしれませんが、今回は、印象を残す方法に関してご紹介します。

紙のインパクトの大きさ


SNSやメールコミュニケーションが一般的になった今だからこそ手紙をはじめ相手の手元にリアルに届くものの影響力が格段に上がっています。実際に私が、面会に対するお礼に関して徹底しているのは以下の2つです。

 

①当日に簡単なお礼の電子メール

②当日中に、お礼をしたためたハガキを投函

 

①のメールでは本当にシンプルな内容にしています。

例)

タイトル:本日は貴重なお時間をありがとうございました。●●(名前)

本文:

●●様

 

本日は、●●の件に関して面会の機会を頂きありがとうございました。

頂いた宿題は近日中に改めてご連絡させていただきます。

引き続きよろしくお願いいたします。

 

名前(署名)

 

以上です。本文の文字数は100字以内に収めます。エレベーターを降りながら携帯から送信できるくらいの内容です。このメールの主目的は、自分のメーラーに送信履歴を残すための作業という意味合いが大きいです。本来の意味でのお礼はハガキにてつたえるようにしています。さて、ここでハガキというキーワードにアレルギーを持っている方、苦手意識を持っている方は少なくないと思います。私自身もある固定概念に縛られていて縁遠いものになっていました。そうです、ハガキは手書きでないといけないという固定概念にガチガチに縛られていました。みなさん、ハガキへの記入は手書きでなくとも問題ありません!大丈夫です、安心してください、私が保証します。

なぜハガキなの


メールでなく、ハガキを押す理由は、その通過率にあります。役職が上位者の方には絶対に自分を覚えておいてもらいたいから、魂を込めて長文の電子メールを送っている方多いと思います。しかし、役職者のメールボックスには社内外から多数の電子メールが届きます。ほとんどのお礼メールが、開封されない、もしくは開封されるが内容はあまり読まれずフォルダーの中に埋もれていく。。。ということは容易に想像できるかと思います。その点で、印象を残すという点ではハガキは勝ります。メールコミュニケーションが一般的になってから、郵便の数が格段に減少しました。少なくともメールよりは、印象を残せることは間違いないです。私が送っているハガキの一例を紹介します。

例)

※面会の御礼と次回のお約束について

●●様

 

いつも大変お世話になっております。

●●社の●●です。

先日は、面会の機会を頂きありがとうございました。お預かりしました宿題を完成させ、●月●日以降にお邪魔できないでしょうか。少し先のスケジュールではありますが、お時間のお約束を頂ければと思います。大変恐縮ですが、ご都合のいい時間帯を、先日私よりお送りしたメールにご返信いただけますと幸いです。(●●●@●●●です。)

引き続きよろしくお願いいたします。

 

●●(自身の名前)

 

注意する点は、文面のボリュームを抑えることと、ハガキでの送信なので、具体的な内容を書いてしまうと機密情報が表立ってしまう可能性もあるので気を付けましょう。ちなみに、このハガキは次回の面会約束を確実にとるということではとても効果を発揮します。メールの返信も、私が先行したものへの返信でいただくのでお礼メールが消されるということはほとんどないと思います。デジタルな関係性を継続しながら、アナログなところでも関係性を構築するとよりあなたの印象を残せるようになります。余談ですが、私の知人が、パーティーなどの招待状のように往復はがきの片面にアポ希望日を印刷して送るという実験をやっていましたが、やり方だけの問題ではないとは思いますが、返信状況は散々なものだったようです。やりすぎには気を付けるべきですが、一度送ってみてはいかがでしょうか。

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この記事の筆者

花野 桜

20後半から30代前半を仕事に捧げ駆け込み37歳で結婚&38歳で子宝に恵まれる。
外資系コンサルを中心に転職を重ね、女盛りの40歳を区切りに個人事業主としてコンサル業を開業。中小のオーナー企業を支援。短期的な付き合いではなく、企業の発展を最後まで見届ける覚悟で日々活動を行う。

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