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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

チャンスをもらえるイメージ作り(2)2015.12.15

 

日系の銀行に長く勤めた後、外資系に転職してきた私のボス。考え方は日本人男性の標準にとても近いものがあると感じています。そんな彼が突然管理能力やコミュニケーション能力が低いMさんに課長職をあげたいと言い出した。いったいなぜ?
 

いきなりMさんを課長職になどと言い出すものだから、キョトンとしてしまった私。そんな私にあたりまえのようにボスが言ったのです。


「Mさんは辞めることはないだろうからさ」


ってね。

 

ピッカリーン!!!!

 

そうか!彼にとって

「チャンスをあげるのかあげないのか」を決める基準

 

ってのは
 
「その人が将来辞めるか辞めないのか」
 
って事なのか!!

 

そりゃそうだよね、終身雇用の中でずっと仕事をしてきた彼としてみれば、男性はだいたい仕事を辞めない。だからそれなりの年齢になったらみな同じように役職が与えられ組織の上に上がっていくっていうのが当たり前だったのでしょう。

 

それに比べて彼の持つ女性のイメージというのは、

 

●  腰かけでしかない

●  結婚したら辞めちゃう

●  出産したら辞めちゃう

●  子供の受験時期になったら辞めちゃう

●  親の介護が必要になったら辞めちゃう

●  ご主事が転勤となったら辞めちゃう

●  嫌になったら辞めちゃう

 

ってな感じで、何かあると居なくなってしまうといったイメージがあるんでしょう。

 

ってことはよ、女性は

 

「私は長く働き続けるんです」

 

ってイメージ作りができれば男性と同じように見てもらえるってことかしら???

ではどうやってそういったイメージ作りをする?

 

それはまた次週のお話にすることとしますね。

 

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この記事の筆者

横浜 リサ

某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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