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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

あなたは上司を勘違いさせていませんか?(2) 2015.11.17

 

ニューヨーク本社から承認者になるように要請を受けた、自分に自信のないB子さん。その要請にびっくりしてしまい、本当に自分が承認者になっていいのかどうか部長に確認メールを出してしまいました(その様子は前回のコラムをご覧ください)。一体なぜそんな事をしてしまったのでしょう?またそれがどんな勘違いをさせてしまったのでしょうか??

 

承認者になって欲しいというニューヨーク本社からの要請は、上司とそのまた上司の私をすっ飛ばしてまでも直接部長に確認とりに行きたくなるくらいB子さんにとっては重大事件だったわけです。一体どうしてでしょう?不思議に思った私は、直接B子さんに聞いてみました。普段から自分に自信が無いと言い続けているB子さん、今回もやはり自分に自信が無いことが原因でした。

 

理由1:今までのキャリアの中で承認者という仕事をしたことが無かった。急に承認者になってくれと言われて、本当にそれで良いのか確認したかった。

 

理由2:自分はマネージャーという役職で(B子さん自身、マネージャーという役職は低い役職だと思っている)、そんな低い役職の人間が承認者になってよいのかどうか不安だった。

 

なるほどねぇ~。そういう事でしたか。どちらの理由もいつもB子さんが言っている自信の無さからくる(控えめだから?)発想なんだろうね・・・・

 

彼女から彼女なりの理由を聞いた後、彼女が出したメールにより、そのメールの受け取り手の部長やそのメールのCCに入っていた彼女の上司(お二人とも男性)どんな勘違いをするかということを説明してみました。女性は得てして控えめなので「自分でいいのかしら?」「自分が出来るのかしら?」という気持ちが先にたってしまいがち。でもその考えは、男性にしてみると、まったくもって理解不能な考え方であり、訳がわからないから、なんとか理解しようとして、勘違いしてしまう傾向にあるようです。

 

読者のみなさんはわかりますか?こういったメールがどんな勘違いを受け取り側にさせるのか?それはまた次週のお楽しみにしますね。自分に自信のない発言をしている女性がいたら、ぜひ読んで、これからの発言の仕方に役立ててもらえたらうれしいです。

 

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この記事の筆者

横浜 リサ

某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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