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横浜リサのもっと輝け!日本人女性

外資系で母は活躍できる?できない?(2) 2015.08.25

 

外資系で女性が活躍できる!(どや顔)

 

と、言い切った前回のコラムに引き続き、今回は

 

外資系で母が活躍できる!(控えめどや顔)

 

と言い切ろうとしている横浜リサです。

 

さて、二人出産して育て上げた私が外資系金融でどうやって働き続けることができたのか、具体的に書いてみたいと思います。

 

あれは20代後半のころ、一人目の妊娠が発覚!あらら、いったい私はどうなるんだろう?妊娠したことはうれしいけど、自分のキャリアってどうなっちゃうの?周りに相談する人もなく、ただただ一人で不安だったなぁ。

 

その頃の私といえば、債券受渡課の課長を任されたばかり。どんどん部下が増えて、新しい仕事も任され、はっきりいってノリにノッていた頃だった。仕事がとっても楽しくなってきて、「自分はもしかしてイケてる?」なんて思っていた頃・・・(失礼)。

 

そんな時、発覚した妊娠は、自分にとっても驚き!の一言(はい、計画性0でやんす)。

 

恐る恐る、上司に報告してみたら

「あ、そう。おめでとう」

といった返事。

 

特に大きなリアクションも無し!

 

え?こんなリアクション薄くていいの?

 

「仕事続けるの?」とか

「どのくらい休むの?」とか

聞かなくていいのぉ????

 

結局リアクション薄いまま、その後も淡々と仕事を続けていたら、あっという間に産休をとる時期になっちゃった・・・・

 

外資系だと妊娠したからって、仕事を辞めるとかイコールでは決してないんですね。働き続けるのがあたりまえと思っているので、あえて聞く必要もないといった所なのでしょう。もちろん、聞いてくる上司もいるとは思います。ただ、それは辞めることが大前提としての聞き方ではなく、あくまで個人的にどうしたいのかの意思確認の一環として聞かれるのであって、辞めてほしいというメッセージを込めたものではまったくないのです。

 

さて、あっという間に産休直前になった私、いったい産休ってどのくらい休めるのかしら??その頃の法律はというと、前6週、後8週の産休のみ。育児休暇という物は残念ながらまだ存在しませんでした(今の働く母は恵まれているよなぁ~)。会社も法律の通りのお休み期間をくれるだけ。ということで私の産休期間は前6週、後8週で決定!

 

産休後の育児休暇がとれる制度があれば取る事も考えたんでしょうが、そんな制度がないので、産休後すぐ復帰することしか頭になかった横浜リサ。運よく保育園も見つかり、本当に産休後、あっという間に復帰しちゃいました!周りの人たちは、あまりにも早い復帰だったので、私が休んでいたことに気が付かない人もいたりして・・・(ってそれはちょっと盛ったかな。。。)

 

さて、前置きがかなり長くなってしまいましたが、ここからが外資系のすばらしいところです。といいながら、実は次週に続くです。(え~?ひっぱるの?ここから??)

 

法律で決められていた前6週、後8週の産休終了して、すぐに職場復帰した横浜リサ。そんな私の復帰劇に実は外資系のすばらしさが表れているのでした。働く母がなぜ外資系でも活躍できる(控えめなどや顔)で言い切るのか、どうぞご覧ください。

 

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この記事の筆者

横浜 リサ

某米国リベラルアーツ大学卒業後、某外資系金融にて、業務畑で20年以上勤める。入社4年目にして管理職に抜擢されてからは、管理職道まっしぐら、日本・NY・アジアでのビジネス経験を持つ。「脱サラして、起業!」という思いをひっそり暖めており、リーマンショック時を機に、香港で自身の会社経営を実現。4年間の起業人生活の後、「50代の金融復帰・転職なんてまず無理でしょう!」と言われているこのご時世に、畑を飛び越えて(業務畑からコンプライアンス畑に)めでたく転職を成功させた珍しい人種でもある。中学3年で親の仕事の関係上、初めて海外デビューをした頃まったく話せなかった英語が今では日本語よりも得意になるほど。休日は山歩きを楽しむどこにでもいる山おばさん(山ガールと言いたいとこだが。。。)。七転び八起きをモットーに、2児のシングルマザーとして家庭と管理職の両立をしながら、女性が女性らしく働けるようリアルな現場を暴露、管理職道ノウハウを発信中。

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