グローバル転職NAVI
外資系企業への就職を希望する人なら、英語などの語学を勉強したり、国際的な交流を行ったりという努力を続けていることでしょう。殆どが外国人と一緒に働くことになる外資系企業では、英語でのコミュニケーションが基本になることも少なくありません。そのため、語学能力が面接の合否を決めるポイントになることもあるのです。
しかし、もちろん語学が堪能だからといって、必ず採用されるということでもありません。面接では人間性や能力、経験など総合的に見て、採用可否を判断します。もし面接官が外国人であれば、日本人としては当たり前と思っていることが、外国人から見てマイナスの評価を受けることもあるでしょう。
では実際、外資系企業の面接ではどのようなポイントが見られているのか。いくつかご紹介しましょう。
遠慮や謙虚さという控えめな態度は、日本文化においては非常に重要とされています。日本では人との友好な関係を築くために、謙虚さは必要なことと考えられているのです。
しかし外資系企業では、これが全く異なります。日本流の遠慮や謙虚さが、面接官に好印象を与えることは少ないでしょう。むしろ謙虚に遠慮していると、チャンスを失ってしまいます。 特に外資系企業では、強く『成果』を求められます。むしろ積極的に、前のめりに出て行くような姿勢の方が、面接では高評価を得られるものです。
外資系企業の面接では、自分が会社の即戦力として役立つことをアピールすることが大切です。そのために面接ではどんな話をする時にも、今までの経験や知識、自分の性格などを、会社に対していかに魅力的か表現することが重要です。「自分はこれほど素晴らしいのだ」ということを、面接では伝える必要があります。
そのためには、自身の経験をこれから挑もうとしている仕事に繋げ、具体的にどのような活躍ができると考えているのかをアピールします。相手に自分が何を出来る人物なのか知ってもらわなければ、面接官が魅力を感じることなどないでしょう。 上手く自分自身を魅力的に表現できるかどうかも、面接官の見ている重要なポイントです。
外資系企業で働いている人に面接で聞かれたことを尋ねてみると、次のような質問が多く挙げられます。
・今までで一番達成感のあった仕事はどんな仕事ですか?
・壁にぶつかったことはありますか?
・5年先の目標を教えてください。
・あなたの性格を教えてください。
・あなたへの批判があった場合、どのように対処しますか?
外資系企業だからと言って、日系企業とまったく違う質問が出るようなことはないようです。ただし求められる回答は、日系企業と異なると考えておきましょう。日系企業と外資系企業では企業文化が異なりますので、当然求める人物は異なります。日系企業に合わせたマニュアル的な回答をすると、すぐに不採用になってしまいかねません。
回答が不適切ということは、企業文化に合わないということだけでなく、その企業のことをよく理解していないと判断されることにも繋がります。仕事の能力だけでなく、そうした「合う・合わない」という点も、面接官は見ているのです。
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