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元・外資系人事部長のグローバル人材塾

面接で外資系人事採用担当は何を見ているか?2017.07.11


元・外資系人事部長、現グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子です。最近、日本語での模擬面接サービスをお受けいただくケースが多いのですが、気がついた点を本日のテーマとします。


みなさんが履歴書を提出された際、最初に目を通すのは人事部の採用担当であることが98%で、一次面接もこの方かその上司であると思ってください。

もちろん、企業規模が小さい場合、人事がいなくて部署の方が採用業務を兼任していることはあります。

 

人事の採用担当は面接で何を見ようとしているか?  つまるところは4点かと思います。

  1. 現在の実力(スキルと専門知識レベル)
  2. 人格 (チームプレーヤーであるか、コミュニケーション力はあるかなど)
  3. ポテンシャル(特にジュニアなポジションで、候補者もお若い場合)
  4. 英語力

 

どれも一朝一夕で何とかなるものではありませんが、ご自分をどうプレゼンするかによって印象を変えることは可能です。ご自分のパッケージング方法を変えるわけです。

 

具体的にどうしたら良いかを挙げてみます。

  1. PR力=ハッタリ力
    最近、模擬面接をさせていただいた方々は、現職が日本企業で外資系企業に転職されようとしていたのですが、この点が著しく足りなかったです。日本では「能ある鷹は爪を隠す」と言いますが、英語圏では「鷹に爪があるなら、ちゃんとあるかどうか見せてみろ」の文化で、謙虚の美徳は通用しません。嘘を言うことはよくありませんしいづれわかるのでお勧めしませんが、ご自分の実力を控えめに言ったり、よく相手に伝えなかったりしたのでは、その実力はないと等しいことになってしまいます。
    今までの功績で上司に褒められたこと、同僚に感心されていたこと、表彰を受けたことなどを思い出し、これこそ自分の強みですとPRできるかどうかは大切な力なので、ご自分はできているかどうか見直してください。

  2. 聞かれたことに対して、短く的確に答える
    簡単なようでこれも結構お出来にならない方が多いのです。質問に対して的確に答えられるかどうかは、その方の地頭が良いかどうかに直結します。何を聞かれたのかをきちんと把握して、そこから逸れないようにしましょう。長くダラダラ話したり、話がぐるぐる回るのも、地頭が良い方の行動ではないので注意してください。面接の時間は限られているので、面接官が聞きたいことを全部カバーできるよう、候補者も言いたいことを答えられるよう配慮が必要と思います。

  3. 志望動機が明確である
    候補者にとって、すべての面接が第一希望の企業とかというとNOなのが現実です。ヘッドハンターから紹介されたので、どんな会社なのか聞くだけ聞いてみようの場合もあるでしょうし、面接慣れしてないと自覚のある方がとりあえずご縁があった企業には全部足を運ぶ場合など、人それぞれの事情が考えられます。ここで大事なのは、最後に行くかどうかは置いておいて、面接に通りたいのであれば最低限HPをよく読んで、なぜ志望しているのかをポジティブに答えられるようにしておくこと必須です。模擬面接をさせていただいても、ここはすぐわかります。志望動機について質問した時のお返事で、そもそも企業のことを勉強していないことが露呈したり、入社したい気持ちに情熱を感じられなくて第一志望でないことが明らかだったりする例は結構あります。特に管理部門で、他業界でも潰しが聞く場合、この傾向が強いので気をつけましょう。

  4. アイコンタクト
    現役の人事時代、面接がスタートして5分くらいして違和感を感じるようだと、まず間違いなくアイコンタクトが欠けていました。手元でわからないように履歴書をよく見直すと、初めて日本企業から外資系企業に移ろうとしている方だったり、外資系にお勤めの方でもPCに向かっている職種の方が多かったです。いづれにしても、英語慣れしていない人だという印象を与えてしまいます。もちろん外資でも四六時中、外国人と英語で仕事をしているわけではありませんが、英語でのコミュニケーションに慣れると日本語を話している時も、相手の目を見る癖が出るので、アイコンタクトがあるかどうかは採用担当からすると非常にわかりやすい指標なのです。

本日は、外資系企業の採用担当がどんなことを面接の時に見ようとしているか、そのためにご自分をPRするにはどうしたらよいかについてお話ししました。

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この記事の筆者

鈴木美加子
株式会社AT Globe グローバル人材プロデューサー

株式会社AT Globe グローバル人材プロデューサー 鈴木美加子

大学3年の時、自分だけが英語を話せないパーティーに海外で出席したのをきっかけに、帰国後英語を猛勉強。英検1級を取って、日本GE人事部に入社。モルガンスタンレー証券会社など外資系人事部を転職しながら、異文化コミュニケーション・スキルを磨き、日本DHLの人事本部長を務める。20年以上にわたる外資系人事部での経験、オーストラリア居住体験を基に、グローバルプレーヤーを目指す人材の、スキル・アップを支援する株式会社AT Globeの代表として活躍。新卒採用を含め1万人以上を面接しており、キャリア棚卸し、転職アドバイスなど、個の力を高めることに力を注いでいる。お茶の水女子大学卒業。

株式会社AT Globe http://atglobe.jp/

英語でロジカルに発表・主張できるグローバル人材を一人でも増やし母国を元気にすることをミッションとし、世界で活躍する人材を育てる塾(世人塾)を中心に、法人・個人向けのグローバル人材育成事業を行う。

 

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