MBA 転職 Q & A! 意外と知らない求人の裏事情
MBA取得を考えている方や、MBAホルダーの方から転職に関して寄せられる質問を、ダイジョブ人材紹介事業部のコンサルタントに答えて頂きました。

1. 傾向として、最近はどういった業界が MBA ホルダーを必要としていますか?

一般的な傾向としては、投資・金融・ファンド系や、コンサルティングファームの戦略系コンサルタントでの需要がメインとなりますが、daijob.com では、投資銀行系は勿論、化学・製薬関連業界、電気・家電関連や商社などのマーケティングや、ファイナンス&マネジメントなどで MBA ホルダー向けの求人情報が掲載されていますので検索してみてください。

2. MBA が活かせる会社の傾向とは?

MBA が活かせる企業というのは、外資系企業の中-大手、日系の大手ではないでしょうか?日本の中小企業ではあまり MBA 人材を活用しきれていないように思います。もともと日本企業は即戦力よりも新卒を採用して育てて来ましたから、今でこそ世界市場で競争しうる育成の要として経営者教育に注力する企業も増えて来ていますが、まだまだ新しい経営戦略を実行に移せない企業はたくさんあるのではないでしょうか。

3. MBA スクールが、学校によって評価されたりしますか?

勿論、海外のしかも有名校 TOP20 校に入るようなビジネススクールであれば、やはり評価が高いでしょう。トップスクールの卒業生のキャリアというのはおよそ決まっていて、特に北米だと金融やコンサルティング企業に就職して年収 1,000 万円以上という道筋が描かれています。MBA は海外のトップスクールをはじめ各国併せて何千コースもあるので、卒業した学校によって給与の差はもちろん出てきます。

4. 日本での MBA より、海外で取得した MBA の方が有利でしょうか?

国内でも海外でも学ぶ基本内容はほぼ同じなので一概に海外 MBA の方が評価が高いとは言えませんが、日本で取得できる MBA というのは、歴史が浅いため、まだ企業の認識が低いようです。
日本で取得した後のキャリアの傾向は今後特徴が出てくるのではないでしょうか。海外での MBA は語学力がなければ卒業できませんから、外資系企業に就職する場合はやはり海外 MBA の方が有利でしょう。

5. 新卒でMBAをとった場合と社会人でとった場合、どちらが有利でしょうか?

新卒で MBA をとった場合、それは学歴の一つとみなされ、ポテンシャル採用が可能かもしれませんが、企業の人事採用担当者によっては、 MBA をとっても、専門性や関連分野での経験に乏しいとの見方もあります。やはり最低 2-3 年の社会経験があったほうが、有利であることは避けられません。

6. 求人票にある、「MBA あれば尚可」というのはどういう意味合いでしょうか?

MBA があれば良いが、なくともそれと同等のファイナンス・戦略・組織・マーケティングの知識があれば問題ないということになりますが、その背景には以下ようなことが考えられます。
  • 企業が、慣例や経験則に基づいた経営手法ではなく、数値・データに基づいたより戦略的な経営手法を採用している/採用したいと思っている場合、MBA を持っている方が即戦力になる可能性が高いため、 MBA ホルダーの応募を歓迎していることがあります。
  • 採用後、一緒に働く、あるいは密接に関わることになる人が高学歴であり、同様のアカデミックなバックグラウンドを持っている人の方が実力を発揮しやすいことが容易に予想されるため、 MBA ホルダーを希望している場合があります。
  • 外資系の場合、本国における基準として、一定以上のポジションに就く為の必須条件の一つに、「相応の学位を有すること」が含まれている場合があります。そういったケースだと、本国において必須となっている学位を有する候補者の方が、そうでない候補者に比べ本国の承認を得やすいので、募集時から「尚可」としていることがあります。

7. MBA 留学を終えて帰国し、現在就職活動をしています。エグゼクティブ/経営/管理職の仕事案件の中には 5 年の経験があれば良いと記載されていますがまだ 20 代です。応募してもよいものでしょうか?

狭き門ではありますが、もちろん応募しても問題ありません。MBA を取得した後、20 代で起業されて成功されている方々も多くいるわけですから、まずはその企業についての情報を少しでも多く収集し、挑戦してみると良いでしょう。

8. 「CPA or MBA qualifications beneficial」と表記されている場合がありますが、実際違う資格なのに同等表記されるのはなぜですか?

経理・会計でも、数値管理がメインのポジションであれば、会計を知り尽くしていないと仕事にならないので、CPA資格=専門的知識・ スキルを有する証の有無は採用を左右する重大資格になります。そういったケースでは MBA は「あれば尚いい」という程度で、実質的には必要ありません。 ポジションの例としては、いわゆる「企業内会計士」であるとか、または監査法人における会計士であるとかが相当します。
逆に、いわゆる管理職であり、PL管理の責任を負うポジションであれば、公認会計士資格(CPA)を取れるほどの卓越した会計スキル・知識は、「あれば尚良い」 ですが、必須ではなくなります。この場合、CPA がなくても、 MBA を保持していれば、経営状態を正しく把握して適切にコントロールするだけのボトムラインは超えている証になりますので、 どちらでもいいということになるわけです。

9. 日本の企業はあまり MBA ホルダーを採用するケースが少ないと聞きますが、MBA を取得したことを面接でどのようにアピールすればよいでしょうか?

日系企業の場合特に、MBA で学んだことをどれだけその企業に役立たせられるかをアピールする必要があります。例えば前職で実際に直面したケースを挙げて、 MBA 取得前には回避できなかった問題でも、今ではこういった解決方法が挙げられる、など学んだ事をどのように活かせるかをアピールできれば良いかと思います。



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