「会計/財務」職の求人数 過去最高

お知らせ

2015年9月 グローバル転職求人倍率1.16倍

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:篠原 裕二)は、2015年9月末時点のグローバル転職求人倍率※をまとめました。

※グローバル転職求人倍率:2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの<転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>

 
◆職種別グローバル転職求人倍率
2015年9月度職種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職求人倍率を職種別に見てみると、トップは「財務/会計」、前月比1.25ポイント増で、5.17倍の高倍率となりました。次いで、「マーケティング/PR」が前月比1.34ポイント増の4.08倍、「総務/人事/法務」が前月比2.58ポイント減の3.42倍となりました。

「財務/会計」については、2015年1月以降3.0倍前後を推移しておりましたが、6月以降上昇傾向にあり、2014年12月以来5.0倍を超えました。これまで定常的に求人数が多かった「経理」職に加え、「会計/財務」職の求人数が増加しており、2013年8月以来 過去最高となりました。

また、今回トップ3には入っておりませんが、同じく 「教育/トレーニング/語学系」についても6月以降 倍率が上昇傾向にあり、2013年8月以来 最高倍率となりました。要因としては求人数が増加傾向にあるのに対し、該当する転職希望者が6月以降 減少傾向にあることが考えられます。求人内容を見てみると、これまでメーカーや接客業などを含むサービス業でのニーズが中心だったのに対し、9月度はゲーム関連の翻訳、ローカライゼーションの職種の募集が増加しております。
グローバル転職求人倍率推移

 
◆業種別グローバル転職求人倍率
2015年9月度業種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職求人倍率を業種別に見てみると、「農林水産・鉱業」が前月比1.90ポイント増の2.78倍でトップ、次いで「金融業、保険業」が前月比1.68ポイント減の1.87倍、「製造業」が前月比0.37ポイント減の1.73倍となりました。
「金融業、保険業」と「製造業」は3ヵ月連続TOP3入りとなりました。それぞれで募集されている職種を見てみると、「金融業、保険業」では「IT関連」職と「投資銀行業務/M&A」職をはじめとする金融業界での専門職の割合が高く、「製造業」では「財務/会計」職と「マーケティング/PR」職の割合が多いことが明らかになりました。

○ 詳しいレポートはコチラ → 2015年9月度グローバル転職求人倍率