
| 寄稿 女性とキャリア・環境 |
| Vol.1 アンドレアさん [ 1 2 ] |
| 脳に必要なのは「無駄な」時間 |
脳の働きに関する調査では、職場での生産性をいかに改善できるか、対処法を考え直す必要があると主張しています。人間はロボットではありません。最新の神経科学の調査では、私たちの脳(脳が収納されている体については言うまでもなく)は、回復や、それに関連する思考、トラブルの解決には「無駄な」時間が必要であり、それは「価値ある」利用になるとしています。 問題の解決を翌日に延ばして一日を「無駄」に過ごしたとしても、脳はそれに強く関係する総合的な知性を引き出す時間を得ることができます。ちょっとひと休みして同僚と雑談でも交わせば、免疫力が高まり、血圧が下がります。午後 6 時に「早めに」退社してジムへ通うと、複雑な問題の決断力がアップします。席についたまま少し目を閉じて、ヘッドフォンでリラックス音楽を聴くと、脳が沈静効果のある物質を出してストレスによるダメージを撃退し、思考はクリアになります。 ハーバードビジネスレビュー (2005 年 11 月) の最新の記事は、Mind/Body Medical Institute の創設者で、ハーバード・メディカルスクールの医学部准教授でもあるハーバート・ベンソン博士の研究にスポットを当てています。*3 ベンソン博士の研究では、精神的な生産性は、ストレスとリラックスの変わり目に最大になるとしています。精神的に緊張した (ストレスの多い) 仕事をしている期間は、集中力と効率が高まります。でも、熱心にやりすぎると、ストレス物質が精神的なパフォーマンスを弱めてしまうのです。 博士の研究では、このような時には、その状況から少し離れ、リラックスに専念することが賢い選択だとしています。快適なリラックスを行なえば、その後にストレスが訪れても、「リラクゼーション反応」(脳内での物質的・構造的変化)によって、脳はストレスのパフォーマンス増強効果を利用するようになります。洞察力で抱えているトラブルに取り組めば、トラブルに戻った時の集中力や生産性がアップし、その状態を維持できるようになります。リラックスする時間を取らないと、疲れきり、知らず知らずに洞察力や精神的パフォーマンスをアップさせる機会を失ってしまうのです。 どれだけ長い時間を仕事に費やしているかで仕事ができる、できないが決まるわけではなく、どのようにして仕事の合間に気分転換ができるかで、後に効果が出てくるということです。ですから、仕事が山積みになっているときには、同僚にこう声をかけてみてはいかがでしょうか。「誰か公園にでも散歩しに行かない ? 」 |
| Andrea Konuma with John Chambers and Dana Cogan < 翻訳 嘉山由美子> |
出典:
|
| アンドレア 小沼 さん プロフィール | ![]() |
|
ルックコンサルティンググループ 取締役、セールス マーケティング組織開発・学習におけるコンサルタントのコヌマ氏は、ルックコンサルティンググループの共同創立者であり、セールス・マーケティング部門における「頭脳」となり「エネルギー」となる存在です。組織開発活動に定期的に参画し、体験学習型e-ラーニングプロジェクトにおいて学習コンサルタント・デザイン指示の役割を果たしています。グループ創立前はサンフランシスコのベイエリアにおいて IBM 社に 6 年間従事したほか、東京において企業研修の業界に 9 年間従事。テキサス州に生まれ、テキサス A&M 大学を優等( Magna Cum Laude )で卒業。 http://www.lookconsulting.com メールはこちらから |
|
| Woman & Work INDEXページへ |
転職サポートツール
Tips for 転職
キャリアプランニング
英文履歴書の書き方
外資系面接の極意
キャリア形成サポート
ビジネス英語アラカルト
留学体験記
ステップアップマネージメント
ITスキルアップ
仕事の達人に訊く
On&Offバランスライフ