| 寄稿 女性とキャリア・環境 |
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忙しい時こそリラックス:仕事の効率アップ |
| アンドレア 小沼 さん |
| Vol.1 アンドレアさん [ 1 2 ] |
| 1 日何時間働いていますか ? |
あなたは毎日 11~12 時間も働いてはいませんか ? 週末や休日も働いていませんか ? そう聞かれると、きっとこう答えるでしょう。「みんなそうなんじゃないの ? 休日 ? それって何のこと ? 」 近頃、自分が以前に増してストレスにさらされながら働き、今まで以上に長い時間を仕事に費やしていると思っている人が増えています。 でも、そんなに働いてどうなるのでしょう ? もし、がむしゃらに仕事をすればトップになれると考えているなら、少しここで立ち止まり、考え直したほうがいいかもしれません。仕事ばかりして全く休まなければ、頭の回転が鈍くなるだけでなく、かえって逆効果にもなりかねません。 そのような仕事のやり方は、理論上、時間よりも結果で成果を判断する企業では当たり前のことでしょう。成果を追い求める上では、従業員が超過労働したり、仕事の遅れを挽回するために週末や休日まで犠牲にしたりすることは、ごく自然なことです。それは仕事のペースや状況が激化していく「リーン生産」方式の応用(例えばビジネス・プロセス・リエンジニアリングなど)だと研究者は主張しています 。 *1 このようなイニシアチブは、容赦なく効率の良さだけを求めます。例えば、「無駄」なモノや生産に必要がないモノはことごとく切り捨て、労働費用を削減する、ということです。職場では、休日や休暇は言うまでもなく、待ち時間、歩いている時間、休憩時間、雑談の時間、ランチタイム、スターバックスでの一服なども、「無駄」に当たります。それには、長い目で見れば生産性にプラスになるような行為だが見るからに暇そうな行為、たとえば、読書なども含まれるかもしれません。 |
| 帰宅後も仕事 ≠ 出世できる ? |
日本の労働法では、 1 日の労働時間や深夜勤務時間、休日休暇などを明示し、従業員が過度の長時間勤務に就かないように試みていますが、現在の法律は、もともと工場労働者を念頭においたものなので、知識集約型経済におかれた従業員の保護や安全には対応していません。 知識型の従業員にとっては、仕事場での労働時間だけにフォーカスすると、その仕事全体の状況を把握できなくなります。近頃は、仕事と私生活の境界線はあいまいになりやすく、夜に帰宅してからも仕事を続ける人が大勢います。勤務時間以降はラップトップの電源を入れない人でも、オフィスを離れてかなり時間がたってから、その日の仕事の事を考えたりします。そして、こういう行為が出世につながると思っている人が多いのです。 でも本当にそうでしょうか ? 最近の調査では、生活の中心が仕事で、毎日オフィスで 11 時間以上過ごすようなライフスタイルをしている人は心臓発作を起こす可能性が非常に高いことがわかっています 。*2 働き過ぎな人は、ストレスホルモンであるアドレナリン、非アドレナリン、コルチゾールの値が極めて高く、それが心臓に長期に渡ってじわじわとダメージを与えるだけでなく、脳の記憶をつかさどる力を邪魔します。こういったホルモンは、短期間の生産性や長期間の健康に悪影響を及ぼします。つまり、苦労や精神的苦痛が延々と続くような仕事は、人体に打撃を与え、従業員の目標達成を台無しにしてしまうのです。 |
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