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熊って呼ばないで〜
英語圏の人は、コアラのことを koala bear とを呼んでいることがありますが、コアラが熊の一種というのは、全くの誤解です。コアラは子どもをお腹の袋に入れて運ぶ「有袋類」であり、哺乳類の熊とは全く別の生物です。
意外とグルメ !? コアラと言えば、ユーカリの葉。でも、ユーカリなら何でも良いというわけじゃないんです。600種以上あるユーカリですが、そのうちコアラが食べるのは120種ほど。しかも、好んで食べるのは、一生息区域につき
1~2 種類のみ。でも、時にはティーツリーなど、ユーカリ以外の葉も食べます。
コアラの会話
コアラは、何種類かの鳴き声を使い分けて、かなり離れた位置にいてもコミュニケーションを取ることができます。オスは、ガーガーという鳴き声で、社会的・肉体的な優位を示します。母親と赤ちゃんはお互いにキーキー、フンフンなどと鳴いたり、カチっという音を立てたりします。また、怖がっているときには、人間の赤ちゃんのような声で鳴いたり、身体をゆすったりします。
眠そうなわけは
コアラはなんと、一日 16 時間も眠ります。でも、単に怠け者というわけではありません。新陳代謝が悪く、栄養価の低いユーカリの葉を常食としているので、エネルギーを蓄えるために長時間の睡眠が必要なのです。
指先ほどの大きさ
生まれて間もないコアラは、なんと体長 2 センチ ! 毛皮もなく、目は閉じた状態です。5 ~ 6 ヶ月は母親の袋の中で育ち、その後袋から出て母親の背中に乗って生活します。次の子供が袋から出てくるタイミングによりますが、生後一年半ほどで、自立するコアラが多いようです。 |
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最近仕事が忙しく、職場と家を往復するだけの毎日。知らず知らずのうちにいわゆる「仕事人間」に・・・ このままではいけない。思い切り大自然に触れて、心と体をリフレッシュしたい!そう思ったとき、目に飛び込んできたもの、それは、「コアラ・エコツアー」「真のオーストラリアの大自然に触れ、自然環境保護活動に参加できるツアー」。オーストラリアの大自然とコアラ保護に
いったいどんな関係が !? なぜか私の好奇心をくすぐるものがあり、一念発起し、思い切って 2 週間の休暇届けを提出。「コアラ・エコツアー」の中の「森林修復ツアー」に参加することとなった。
ガイドの話によると、オーストラリアに生息する野生のコアラは、ここ数年の間、土地開発や農地開拓、交通事故などの影響を受け急激に減りつつある。特に、コアラの生息地の
80% はすでに失われてしまっている。そこで、このツアーは、失われた緑豊かな大地を取り戻そう!という目的で、始まったそうだ。
ツアーでは、オーストラリア東海岸部・ブリスベンを中心に2時間圏内のコアラの生息地を訪ね、野生のコアラ探索、コアラの食料や住処となるユーカリのなどの植樹作業、雑草抜きなどを体験した。オーストラリアの自然環境や保護活動についての取り組みついての説明を聞きながら、手を土まみれにしてを掘り返し、
1 本 1 本小さな苗木を手作業で植えていく・・・何とも言えない達成感だ。
しかし、自分たちが熱心に作業を続けている一方で、森を切り開く音がすぐ近くから聞こえてきた。ユーカリの木が立派に生長するのに
20 年、木を切り倒すのにチェーンソーで 2 分・・・ その瞬間、とても複雑な気持ちになった。
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野生のコアラ探索も忘れてはならないこのツアーのメインイベント。コアラは昼間、たいてい木の上でじっとしているか寝ているかのどちらか。周囲の環境と一体化しているため、よ〜く目を凝らして探さないと見過ごしてしまう。コアラの生態について説明を受けながらのコアラ探し。見つけたその瞬間、その愛らしさに思わず顔がほころんでしまった。
これらのコアラの生息地は誰もが好む水辺や海岸沿い。その壮大な美しい眺めはハードな植樹作業の疲れを癒してくれた。日本の都会では見られない満天の星空や、 2
つ重なり合った大きな虹を見て改めて「地球の大きさ」を実感した。
充実の 2 週間はあっという間に過ぎた。自然の大きさやすばらしさに触れ、心の底から癒されたのと同時に、この大いなる自然を守り、次世代に残していくために出来ることは何か
? と、改めて考えさせられた。いつかこのツアーで植えた木が成長し、コアラや他の野生動物の「憩いの森」になるのだろう。何年後かに、もう一度この地を訪れ自分が植えた木の成長を見届けたい。ツアーに参加して本当によかった。大自然は私に大きなエネルギーを与えてくれた。
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オーストラリアコアラ基金が主催するツアーには、主に二つのタイプがあります。ツアーの収益の一部または全額が野生のコアラ保護に充てられます。
森林修復、実地調査見学旅行
自然保護に直接参加してみたいという人たちのために企画されました。2 週間のツアーでは、コアラの分布がまばらになっている地域に赴き、土壌の整備、雑草の処理、植樹作業、柵の設置などの生息環境の修復作業を行います。自らの手で、コアラの生息環境の拡大とその保護に貢献できるという、大変有意義なツアーです。
野生のコアラ・エコツアー
1993 年のツアー開始以来、何千人もの人々が参加した人気ツアー。半日間で、コアラについての様々な情報を展示している「デイジーヒル・コアラセンター」と野生のコアラ生息地を見学・散策します。
詳しくは → http://www.savethekoala.com/Japan/jpfieldallindex.html |
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