連載1回目の「MBAが全てじゃない!キャリアアップのための短期ビジネス留学」では、MBAと短期ビジネス留学、それぞれの長所・短所を紹介した。
では実際にビジネス留学をしようと思っているライバルはどのくらいいるのか?
また実際に留学した人は、どうやって決意したのか?
Daijob.comのメルマガ会員にアンケートを取り、生の声を分析した。

全体としてビジネス留学に積極的に興味のある人が大半という結果になった。 ただ「企業派遣でなら行きたい」という回答と、「お金と時間があれば行ってみたい」という回答が50%を超えることから、多くのユーザーにとっては、留学費用と仕事の兼ね合いが問題になっていると思われる。 ビジネス留学を既に経験しているのはわずか10%で、意外に経験者は少ないことがわかった。
もともと漠然と留学してみたい、というのは学生時代からあったのですが、私が留学を決意したきっかけは、当時の会社の先輩で、非常に優秀な人が社会人留学経験者だったから。海外との契約や交渉・折衝がうまく、「自分もこうなりたい」と思ったことですね。
自分の描くキャリア像を実現するにはどうしても留学が必要だと感じたからです。
あとは、29歳だったこともあり、「留学するなら、30歳になる前の今しかない!」という焦りと勢いがありました。もしかして30歳になっていたら、「もう30過ぎたし…」と迷っていたかも?(笑)
帰国後の就職のことも考え、短期ビジネス留学を中心に留学先を探し、最終的に会社を退職して、半年留学。
TOEICスコアは高かったのですが、会話はほとんど出来なかったので、最初の授業は苦労しましたが、授業を通して英語もマスターしていき、2ヶ月後にはなんとか授業についていける状態にはなりました。
今振り返ると、留学を決意したときの「勢い」があって良かったと思います。細かいことを考えると心配になって、なかなか決意できなかったと思います。

ビジネス留学に興味がある、でも現在していない理由で最も多かったのは「高額な留学費用」と「帰国後の再就職」がトップ。
「行く前」と「帰って来た後」のどちらも心配の種となっているようだ。
お金と再就職先、この問題を経験者はどのように克服してビジネス留学に踏み出したのだろうか?
留学前は、日本企業の国際営業部に勤務。
その後のキャリアアップを考えて、海外の企業や外国人スタッフと仕事をするときのチームマネジメントのスキルやコミュニケーション能力をつける必要があると痛感していたので、それが身に付くカリキュラムを持つ留学先を探しました。
最初、「ビジネス留学はお金がかかる!」と思い込んでいましたが、色々リサーチして短期のビジネス留学でも内容が濃く、予算も長期で留学するよりだいぶ抑えられることがわかりました。最終的に4ヶ月のビジネス留学で自分が必要としているスキルが身に付きそうなスクールを選び、「よし、行くぞ!」と決意してすぐに退職し、留学しました。
周囲は少し驚いていましたけど(笑)。
留学前からキャリアビジョンが割と明確で、「次は外資系企業に転職したい」というのと、「グローバルなプロジェクトマネジメントをしたい」という希望があったので留学時はそのスキルをつけるよう努力。ただ、最初は授業についていけず、大変な毎日。
でも仲間に助けられ、充実した留学生活を送れました。
再就職先は、留学中からDaijob.comや他の転職サイトで求人をチェックしていましたね。
結果的に、希望した企業に転職ができ、面接のときも留学経験を「目的意識と行動力がある」と評価してもらえました。

実際のビジネスの現場で役立つ「コミュニケーション力」とグローバルなビジネスシーンで不可欠となる「異文化の理解」を身に付けたいという人が一番多い結果に。
次に多かったのは、「より高度なビジネス英語力」となった。どちらのスキルも帰国後のビジネスの現場で即、活かせるスキルと言えるだけに、留学希望者が身に付けたいスキルとして挙げるのもうなずける。
ただ、実際の留学経験者が考える、ビジネス留学で身に付けるべきスキルとは少し違うようだ。
私は30歳のときにアメリカへMBA留学をしました。
とにかく寝る時間もないほど勉強は大変でしたが、帰国後は、年収アップの転職が出来ただけでなく、仕事の現場でMBAで学んだ体系的なマネジメントスキルが非常に生きています。海外のMBA、特に欧米は、集まる学生は20代が多いのですが、私が行ったスクールは30代で社会人経験が長い人も多く、授業外で飲みながら留学前の自分の仕事や、卒業後のキャリアビジョンなどをよく語り合いました。
ケーススタディでは実在する企業の経営事例をもとに問題解決をディスカッションするので、自分の過去の経験と将来を考えながら、足りないスキルを実践的な授業で補っていきました。
非常に実りある留学でしたが、アメリカの大学院だったので、当然アメリカ人が多く、もう少し多種多様な国籍の学生がいる国へ留学すればよかったかな、と思っていますね。
私の同僚は、ヨーロッパへ短期ビジネス留学をしていたのですが、様々な国籍の学生がいて、今も世界中に留学時代の仲間が散らばっているそうです。
もちろん、私のMBA時代のアメリカ人の仲間も色々な国で働いているので、彼らとのつながりでビジネスに発展する事もあります。
留学前は、マネジメント力とより深いビジネス英語力を身に付けたい、と思っていました。でも英語は学問として学ぶより、実践の中で学ぶのが一番だと気づきました。
それ以上に留学の醍醐味は、人とのつながりやネットワーク。そのネットワークが世界中にあればあるほど、その後のキャリアの価値が高まると感じました。

今回のアンケートで、ライバルも同じことを不安に思っていることが分かっただろう。
ただ、一歩踏み出せないのは、自分の中で留学に対して明確な答えが出ていないから。経験者の話を総合すると、
自分が思い描くキャリアビジョンを実現するために、ビジネス留学が必要なのであれば、あとは行動力にかかってくる。
まずは留学を決断できるだけの準備と情報収集を始めてみてはどうだろうか?


EWKLPは、グローバルな知の競争時代を生き抜くビジネスリーダーに求められる
“イノベーション”を生み出す総合的な知力とリーダーシップ、そしてその基盤となる広い教養と
人間力を磨く、3ヶ月の国際マネジメントプログラムです。
広い教養をベースにビジネスのベストプラクティスを学び、優位性の源泉となる知識創造への理解を深め、総合的知力を鍛えるというコンセプトで作られたプログラムです。
事例等を中心とした実践的な授業となっており、ディスカッションを通じて学び意見を交わす経験は、実際のグローバルビジネスシーンにも生かせる貴重な経験ともなります。
モジュール型授業を主体に、国際的な見識のある教授陣や、多様なバックグラウンドを持つ参加者と共に学び、グローバルなレベルでの知識創造と自己革新を促します。
東洋と西洋のハイブリッド型マネジメントである知識経営の理解
異文化環境でのビジネスに必要な、グローバルな視点とマーケティング戦略立案能力を養う
経済・財政等の外部環境が企業に及ぼす影響について学習
株主の長期的利益を最大化するマネジメント手段であるファイナンスについて学習
各人のリーダースタイルと倫理的価値観を理解する事によるリーダーシップスキルの向上
4年制大学卒業、実務経験3年以上(5年以上が望ましい)
TOEIC750点以上
書類選考・面接(英語)
・申込締切:2009年12月15日(火)
・ICIC(事前オプション):2010年3月15日(月)~4月9日(金)
・EWKLP:2010年4月12日(月)~7月9日(金)
・授業料:$8000(教材費含む)
・生活費:$3500
・渡航費:$1000(格安券)
=合計:$12500
・アメリカ本土企業への転職
・起業
・外資系保険会社への転職
・米国法人の日本支社設立
・ドイツ系自動車メーカー
など、留学前と比較し、キャリアアップを果たした人多数。
※ EWKLPの前身のプログラム卒業生の実績を含む
説明会日程
2009年10月21日(水) 19:00~20:00 東京(汐留)

EWKLPで知識経営とイノベーションを担当する中央大学ビジネススクールの遠山亮子教授による、英語での公開授業を行います。
貴重な機会となりますので是非ご参加下さい。
日時: 2009年11月4日(水) 18:30~19:50
場所: 汐留シティセンター(新橋)
内容: ご挨拶・EWKLP説明 (JAIMS日本支所)
体験授業 知識経営とイノベーション 遠山亮子教授(中央大学ビジネススクール教授)
Q&A



富士通グループの社員教育を担当するFUJITSUユニバーシティが
近年力を入れているのが社員の海外留学。
海外留学に期待する効果、具体的な取り組み、さら今後の課題などについて、
ビジネス研修グループ統括マネージャの青山重男さんにお話を伺った。
転職サポートツール
Tips for 転職
キャリアプランニング
英文履歴書の書き方
外資系面接の極意
キャリア形成サポート
ビジネス英語アラカルト
留学体験記
ステップアップマネージメント
ITスキルアップ
仕事の達人に訊く
On&Offバランスライフ