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今が旬?!中国への転職2014.01.14

経済発展の目覚ましい昨今の中国では、より高度な技術やスキルを身に付けた人材を常に探しています。そのような中国企業へ転職をしたいと考えている人もいるでしょう。

今や世界第二位の経済大国となった中国では、今までのモノづくりを活かした家電、自動車、精密機械産業が伸びていて、開発に関わったエンジニアも他企業から引っ張りだこです。そんな中国企業への転職について見ていきましょう。

中国で拡大している産業、伸びている職種

中国でのここ数年のIT企業の成長は目を見張るものがあります。しかし、技術革新の早いITは中国国内でも優秀なエンジニアが育っており、海外からの転職はそれほど多いとは言えません。海外からの転職が多く受け入れている、つまり中国から注目されているのはモノづくりのエンジニアです。

特に、家電や自動車、精密機械などは、一朝一夕に技術が身に付くものではありません。日本のメーカーで開発をやっていたエンジニアであれば、既に退職している人でも採用されることがあります。

また、日本の製造業は量産の技術レベルは高く、工場における生産管理、品質管理のノウハウを持った人材も中国での転職は有利になる傾向があります。

中国企業への転職のポイント

中国企業への転職となると、中国語が分からないから難しいと思うかもしれませんが、通訳をつけてでも日本の高い技術を持った人材が欲しいというのが中国企業側の本音です。ですので、中国語ができなくても、日本の製造業での経験があれば転職するチャンスはあります。

経験を重視するので、若い人よりも年配者や定年退職した人でも、その技術に見込みがあれば中国では活躍の場がありますし、給与面でも優遇されることが多いようです。とは言え、福利厚生などの考え方においては日本とは違うので、雇用契約の際はきちんと細かい部分まで書面で確認しましょう。

とにかく中国は広い

中国に転職するといっても、日本の面積の25倍もある広い国なので、地域によって栄えている産業もさまざまです。

例えば、深センではエレクトロニクス関連産業が中心で、自動車産業は東北、長江デルタ、中部地区が中心になります。遼寧省では、精密機器産業が伸びてきています。どの地域でどのような産業が栄えていて、どのような職種の雇用が多いのかを知ることも転職を考えるには必要です。

なるべく自分のそれまでのビジネス経験が活かせ、報酬や勤務条件なども有利な転職先を選びたいものです。中国の文化やビジネス形態もよく理解をし、意欲とスキルを持って臨めば、現在大きく躍進している中国での転職の成功に結びついていくことでしょう。

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