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「外資系企業ってどんな感じ?」2013.08.08

    「外資系企業ってどんな感じ?」

    社内の公用語は英語?! 222外国資本の日本法人は、様々な業種に分かれて数多く存在します。しかしながら、国内の企業に比べると働き口はまだまだ少ないのが現状。実際のところ、何が日本企業と異なるのか気になりますよね。

     

    外資企業と一口に言っても、さまざまな背景があります。 外国にある企業が日本へ進出して日本法人を作る場合や、M&A(企業の合併と買収)で日本の企業が海外企業に吸収されてしまった場合などです。その背景によって社風が大きく異なります。 例えば後者の場合、社員の殆どは日本人で公用語も日本語である事が多いです。当然、トップは外国人になるため英語を使う頻度は増えます。ただ、日本語で業務を行える事が多いので、バリバリ外資企業という感覚ではないかもしれません。 どのような背景の企業であれ、英語力は当然必須。会社もそれを分かっているので、福利厚生で英会話学校に通わせてくれる事が多いです。英語をブラッシュアップしたい方には、外資企業での就職は適しているかもしれません。 カルチャーギャップに対する柔軟性が大事 ただ外資企業で働くには、外国のカルチャーギャップを流して受け止める位の余裕はあった方がいいでしょう。

     

    例えばグローバル企業では、連絡を取り合いながら共同で作業したり会議を行う場面があります。海外には時差があります。私たちが帰って休みたい時間に、海の向こうでは昼間である本社から、ミーティングを要求されることもあるのです。日本は支店という立場ですし、押しが弱い日本人の弱点が露呈され、結局は本社に合わせる事が多くなりがちです。 また、締め切りのある作業があるとしましょう。日本と海外の暦は違うので、大型連休前などに特別スケジュールをお願いしたとしても、日本人スタッフほど細やかに対応してもらえる事は余り期待できません。外国人と日本人の仕事のやり方の違いでしょうね。 「和」を重んじる日本人はチームワークで働く事を大切にします。これは日本人特有の文化であり、日系企業では入社後に周りが何かとフォローアップしてくれる事が多いのは「助け合い、みんなでうまくやっていこう」という意識の表れではないかと思います。

     

    一方外資企業では、一から自主的に覚えて実践力にならなくては淘汰されてしまいます。比較的個人プレーが重要視される事に、文化の違いを感じます。 外資企業で働く事は、カルチャーギャップの連続です。社長の交代レベルの大きな辞令も、ある日突然メールで知らされるなんて事もよくあります。いい意味での適当さや流し力が、外資企業就職に向いているかどうかの一つのポイントでしょうね。 仕事は厳しいの? 昨今、日本企業も終身雇用制度が崩壊し、社内での実力主義が定着してきました。実績を上げられない社員はリストラの対象になったりと、働く側もシビアな状況ですよね。外資企業は更に実力主義の世界です。社員は常に向上を求められます。仕事は大変ではありますが、あくまで平等。実績を上げる事ができれば、昇給・昇進などの形できちんと評価してくれるのは、外資企業のいい所でしょう。おじさん社員の上司が若い女性マネージャー・・なんていう図式が当然のようにあるのも、外資企業ならではですね。

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