先週号でちょっと触れましたが、いま私はあるプロジェクトの関係で、2 か月ほどロンドンに来ています。そこで、今回と次回は、ロンドンでの話をすることにします。
私が勤める会社のロンドンオフィスは、「Bank」という地下鉄の駅のそばにあります。「Bank」はその名のとおり、ロンドン金融の中心であるシティの真ん中に位置しており、東京でいえば大手町のようなイメージでしょうか ? その日は、仕事が一段落したということもあり、同僚とビールでも飲みに行こうということになりました。お酒は強いほうではないのですが、みんなとワイワイ騒ぐのは好きなので、彼らの誘いにのってついていくことにしました。
そして行ったのは「Piccadilly Circus」。映画館が多く、東京でいえば銀座のような繁華街で、お店は小さなビールバーです。店内は混み合っていましたが、なんとか座ることができました。
「タカシ、何にする ?」
私は「とりあえず」という気持ちで、ロンドンの地ビールをたのみました。
「Cheers !( カンパーイ )」
15 分ほどたったでしょうか。「メニューまだかな」と思っていると、「タカシ、もう一杯どうだい ?」と誘われ、もう一杯飲むことにしました。また10分ほどたったあとに、私は思いきって聞いてみました。
「メニュー来ないのかな ?」
「何の ? さっき見たじゃない ?」
「いや、だからメニューだよ、おつまみの ……」
「何それ ?」
「腹減ったろ ?」
「飯はうちで食うよ、何いってんだよ。じゃ、そろそろ帰るか ?」
ガーーーン ! 滞在時間 25 分、結局ビール 2 杯だけ飲んで店を出ました。勘のいい方ならば、もうおわかりですね。そうです、ロンドンでは通常「酒を飲みに行く」というのは、本当に「酒だけを 2 杯程度飲む」ことを意味しているのです。
確かに駅の周辺を見ても、酔いつぶれたサラリーマンは見かけません。夜の新宿や新橋界隈とは大違いです。また彼らは、家族との対話を大事にします。飲んだくれた結果、深夜に帰宅などというのはありえないのでしょう。
欲求不満の私は、帰りに「Europe Foods」という、日本のコンビニに似たお店でビールとおつまみのナッツを買って帰りました。ここは夜 10 時まで開いています。滞在しているウィークリーマンションに着いたのは、10 時を少し回ったところでした。「ちくしょう、何なんだよ、さて飲みなおしだ」。あれ、待てよ。もしかして、今日夕飯食べてないじゃん ? ガーーーン !
結局、その日の夕飯は、ビール 1 本とナッツ 1 袋。リスの気持ちがよくわかる1 日でした。ググ、グゥー。腹減って眠れん。
転職サポートツール
Tips for 転職
キャリアプランニング
英文履歴書の書き方
外資系面接の極意
キャリア形成サポート
ビジネス英語アラカルト
留学体験記
ステップアップマネージメント
ITスキルアップ
仕事の達人に訊く
On&Offバランスライフ