ソーシャルブックマーク: Yahoo!ブックマーク はてなブックマーク Google Bookmarks    
タカシの外資系物語

# 28  ■ 外資系企業とタバコ


ほとんどの外資系企業では、オフィスは全館禁煙となっています。私が勤める会社でも、先日唯一存在していた「喫煙エリア」が撤廃され、全館禁煙となってしましました。では、外資系企業に勤める人は全員、タバコを吸わないのでしょうか ? 答えは「NO」です。現に私は、今でもかなりのヘビースモーカーです。


昨今は、日本企業でもオフィスの「嫌煙権」が認められ、多くの企業で「タバコは喫煙エリアのみ !」という状態になっているようです。確かに、吸いすぎは健康に悪い、とタバコのパッケージにも書いてあるぐらいなのですから、吸わないほうがいいのはわかります。また、他人のタバコの煙というのは、タバコを吸う私ですら不快に感じることがあります。


しかしヤメられません。仕事を終えた後の一服、考えがまとまらないときの気分転換の一服、これだけはヤメられないのです。


オフィスでは吸えないわけですから、仕方なくタバコを吸うために外出することになります。今や私の会社があるビルの裏口は、喫煙者の溜まり場と化し、一種異様な雰囲気をかもし出しています。「仕事しながら、タバコが吸えたらなぁ ……」というため息とともに。


一方、私の同僚の外国人にタバコを吸う人はいません。健康に気を使っているのはもちろんですが、彼らがよく口にするのは「タバコを吸う人は出世できない」ということです。個人的には、タバコと出世、要するにその人の能力に因果関係があるとは思えないのですが、確かにタバコを吸う人の方が「不健康」であるという主張は納得できます。「いい仕事をするには、まず体が資本」ということを考え合わせると、彼らの言い分もあながち間違ってはいない気もします。


しかし、私の場合は、適度にタバコを吸うほうが仕事の能率が上がるのです。これも事実なのですから、仕方ありません。


外資系企業では、日本企業に比べて、タバコを吸う人の比率が低いのは明らかですが、全員吸わないわけではないのです。確かに肩身は狭いですが、何とかやっていますから、外資系企業への転職をお考えのスモーカーの方、御安心を。


わが社の社長 ( 日本人 ) いわく、「タカシ、いつまでもタバコ吸ってるんじゃないぜ。もっとグローバル・スタンダードにならなきゃダメだよ」。ふふふ、私は知っているのですよ。社長、あなたがカバンに忍ばせているハイライト。今度腹を割って話しましょうかね ……。

<<前のコラム  |  次のコラム>>

” 人気のキーワード ” を含むコラム一覧はこちらをクリック!!

外資系転職をお考えの方 仕事検索はこちらから
タカシの外資系物語
奈良タカシ 1968年7月 奈良県生まれ。
大学卒業後、某大手銀行に入行したものの、「愛想が悪く、顔がこわい」という理由から、お客様と接する仕事に就かせてもらえず、銀行システム部門のエンジニアとして社会人生活スタート。その後、マーケット部門に異動。金利デリバティブのトレーダーとして、外資系銀行への出向も経験。銀行の海外撤退に伴い退職し、外資系コンサルティング会社に入社。3年前に同業のライバル企業に転職し、現在に至る ( 外資系2社目 )。
「タカシの外資系物語」の作者、奈良タカシさんへメッセージをお寄せください。