転職相談 Ask the Expert

転職相談 質問

今後育児と仕事の両立が難しいため、翻訳業界での転職を考えています。37 歳女性で経験はありませんが需要はあるのでしょうか?

7 年間素材メーカーの営業職、その後米国へ MBA 留学、IT サービスメーカー
勤務(育児休職明より社内事務)37 歳女性です。勤務地および残業時間に制
限があることにより今後育児との両立が難しいため、留学経験を生かして翻訳
業の勉強(過去に経験のある分野)をし、将来的に条件にあうような職を得た
いと考えています。
そこで相談ですが、37 歳経験なしという場合、翻訳業界で需要があるのかど
うか教えて下さい。

1) 37 歳未経験職種へのチャレンジ
2) 翻訳業界の実情

についてアドバイスいただけますでしょうか。


転職相談 回答

未経験分野へのチャレンジですが、性別・年齢に関係なく不可能ではありませ
ん。ただし、相談者ご自身を存じ上げないまま、こちらが断定することは出来
ません。さらに、本人のやる気があっても雇用市場のニーズがマッチする時と
マッチしない時があります。これは単にニーズの有無だけでなく、タイミング
が合うか合わないか、という点です。転職はご縁とタイミングと言われている
所以でもあります。

翻訳は英語能力を有する(と思われる)女性の SOHO 型勤務形態を望む方々
が志望する職種で、競争率は低くないのが現状です。ですから、合否判定の材
料として、過去の仕事の提示を求められたり、あるいは宿題形式、テスト形式
での試験が実施されたりすることがあります。そこでそれなりの成績であれ
ば、それ相応のレベルの仕事をあてがわれ、報酬も得ることができます。未経
験者の場合、有利にはなりませんが、言葉のセンスや、時事問題、、専門分野
への精通度で経験者を上回ることも不可能ではないでしょうか。未経験者に
ニーズがあるという訳ではないので、しっかりと認識した上で転職活動に取り
組んで下さい。

あと現実的なことですが、翻訳業に就けたとしても実際にはクライアントから
の突然・無理な依頼で、翻訳者が夜を徹して仕事を完成しなければならないこ
ともあります。ですから、勤務先での残業はなくなっても自宅での長時間労働
(SOHO だと仕事とプライベートの境目を自ら作りにくくなる)が有り得る点
は、予め覚悟しておかれた方が良いでしょう。色々な経験されてこられたので
すからそれらをベースにこれからも頑張って下さい。


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石原久美
  • 石原久美 ( いしはら くみ )
  • 国際基督教大学教養学部仏語科卒後、日本興業銀行入行。国際業務部にて海外業務に携わった後ロンドン支店赴任し、営業企画に従事。その後退職しそのままロンドンに残り、ロンドン・ビジネス・スクールにて経営学修士 ( MBA ) 取得。帰国後ラッセル・レイノルズ・アソシエイツに入社。以後「天職」・「人」ビジネスに関わる。縄文アソシエイツの創業・創成期に関わった他、日本パラメトリック・テクノロジーにて人事VP職を経験。現在ストーンフィールド・インク代表。伸び盛りの企業と前向きな人への側面支援をエンジョイしている。