企業の財務評価等をして経営改善業務に携わりたいと考えています。将来的には M&A 業務に会計士として活躍していきたいと思っています。ところが、今年度大学(法学部)卒業のため現在会計知識も職務経験もありません。全くの素人がそのような仕事に始めから就くことはできないと思ったので、経理または財務の仕事に就いて勉強していこう思っています。
今年の夏までアメリカに留学していたこともあり、英語は TOEIC のスコア 890 を持っています。ビジネスで英語を使うことに不安もありますが、国際的に活躍していきたいという気持ちも強くあり、また、将来的に日本以外の国で生活することにもなりそうなので、そのときのためにも確固とした財務のスペシャリストとしての基礎を築いていきたいと思っています。
そのため、アメリカの大学院で会計学のマスターを取得するとともに、 US CPA を取得しようと考えています。ただ、就労経験があったほうが大学院進学には有利ということで、進学準備期間、就労経験を積む期間として、 1~2 年日本で働こうと思っています。
そこで質問なのですが、できれば財務職または、会計コンサルタントに就きたいのですが、新卒でも採用している企業を御社で紹介していただけますでしょうか。
将来の希望が多岐に渡ってちりばめてあるので、整理してお答えしましょう。
経営改善業務に携わりたいのであれば、まずは経営全般について精通していなければなりません。下積みからどこの企業でも良いから入って経験を積むのが一番だとは思いますが、(ベストかどうかはともかく)敢えて「近道」をするのであれば、一般的に言う経営コンサルティング会社に就職して、企業が直面する課題を知り、また技術的に現状分析に慣れるという方向が良いと思います。
財務評価は財務面での技能が必要でしょうから、一般企業の経理・財務で職に就く、あるいは会計士事務所で働いてみる。または外資系金融機関のインベストメント・バンキング業務、(純粋に財務評価だけであればアナリストでもいいですね)を経験してみるというのはどうでしょう ?
ただいずれもあなたのおっしゃっておられる 1、2 年で達成できることはある程度限られていて、それを経て大学院を終了したところで、「将来的に M&A 業務」に就くことが約束されている訳ではないことは理解しておきましょう。
TOEIC や US CPA は新卒で職務にチャレンジする際は、ないよりはあった方が有利という資格です。同等の候補がいれば、実務経験が勝負の分け目です。 20 代でそんなにひょいひょいと中味の濃い経験が簡単に出来る訳がない、とちょっと肩の力を抜いて、上記に挙げたような職に幅広くチャレンジしてみることをお勧めします。
英語をビジネスで使うことに不安があるのならば、「国際的に活躍・・・」するのにも少し不安がありませんか ? まずは日本語環境下でしっかり実務を積み、そのかたわら英語力も磨き、日本語での実務がそれなりに自分で完結出来る位になったら英語でも同様の仕事が出来るようにしておきましょう。
今後のご参考に少しでもなれば幸いです。頑張って下さい。
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