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転職相談 質問

# 8  30代女性、子どもあり - キャリアに売りがないが再就職は可能 ?

30 代前半の女性です。大学卒業後、英会話学校マネージャー候補 (正社員・ 8 ヶ月)、国際電話オペレーター (正社員・ 2 年)、メーカー一般事務 (契約社員・ 2 年)、会計事務所アシスタント (正社員・ 4 年)を経て出産のため退職しました。現在子どもは 1 歳半になります。フリーで在宅の仕事をしている夫が体調を崩し、これまでと同じ仕事量をこなせなくなってしまったため、経済的な理由もあり夫に子どもを見てもらって私が外で働こうと考えております。ただ、自分の職歴を振り返ってみると、一つ一つの経験が短く、これといった売りがないのが悩みです。大学のころ留学経験があり、英語力は高いほうですが( TOEIC870 点)既婚・子どもありで再就職をするための切り札としては弱いだろうと感じています。まずは例えば英文会計を、独学で勉強してから就職活動を始めたほうが良いのでしょうか ? それとも、現状のまま会計の資格が無くとも、会計や会計アシスタントの仕事に体当たりで応募してみるべきでしょうか ? どうぞご教示ください。


転職相談 回答

ご相談ありがとうございます。


ご家庭の経済的理由による再就職とのことで、育児によるブランクもあり、何からどう対処していけば良いか考えるのは、難しいですよね。お気持ちお察しいたします。


ご相談内容の略歴を拝見する限り、キャリアで生かせそうな技能のキーワードは、1 ) 英語、2 ) 会計、3 ) 事務、でしょうか。その点で、個々の会社経験だけを考えてみるとそれぞれ短いものになってしまい、今後の応募先で、何を売りにアピールすれば良いか迷いが生じるのは致し方なく思います。


ブランク後の再就職で、かつ長期のキャリア形成も意識して行くには、過去の売れるスキルや経験を明確にすることも大切ですが、それと同時に、これから先 10 年間で目指したい・実現したいキャリアゴールのようなものを明確にすることの両面が必要に思います。その点、頂いた内容には、将来像や目指す像がクリアでないので気になった次第ですが、如何でしょうか ?


そこで、最初から、過去の経験から次のプランを考え出すのが困難なのであれば、ご自身の気持ちや時間に余裕がある際に、自分自身がなりたい・実現したい状況をまずは良く考えてみることをお勧めします。


以下はあくまで例ですが、


1 ) 企業における会計のプロとして実績を積み 10 年後には経営に関与するような地位や役割で活躍する、


2 ) 外資の会計の経験を積み、企業に勤めながら CPA の資格取得を目指し、 10 年後に会計士として独立する、


など、今すぐの実現は難しくとも目標をある程度明確にされることで、何から手を付ければ良いかが少しでも見えてくると思います。


ゴールイメージができた後で、今までの過去の社会人経験を振り返ってみると、英語・会計・事務などの経験も、将来のための積み重ねであったこととして考えることが可能になるのではないでしょうか ? たとえ、短い在籍期間でそれぞれの繋がりが希薄でも、自分が実現したい全体像やゴールが明確であれば、意味あるキャリアに考えることができるかと思います。


更に、累積では 10 年近くの社会人経験があり、その中で共通に身につき、レベルアップした何か普遍的なスキルもあるはずです。例えば、外部との交渉折衝、社内の人材育成、事務や会社のしくみ全般などの経験は、どの仕事においても経験の可能性がありますし、経験の中でレベルアップの図れる普遍的なスキルでもあります。このような、あなたが既に身に付けている
普遍的スキルを洗い出してみる
こともお勧めいたします。


以上、簡単にまとめますと、


1 ) 最初に、中期のキャリアゴールイメージを持つことで、次のアクションが見えてくる


2 ) 10 年の経験は、そのキャリアゴール達成のための専門スキル習得の地盤固めである位置づけることで、短期の経験でも意味を持たせることができる


3 ) 10 年で強化・成長した普遍的スキルに着目し、一貫した 10 年の意味付けを考える


以上の三点になると考えます。


まずは、将来と過去の整理をしっかり検討なさってみて下さい。その上で、きちんと勉強され再就職の活動をされるのも良いですし、もしくは果敢に会計アシスタントのポジションにチャレンジして、経験から学ぶのも良いと思います。


再就職大変かと思いますが、活動頑張って下さい。

今後も応援いたします。


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西邑
  • 西邑 浩信 ( にしむら ひろのぶ )
  • 東京工業大学大学院修了後、株式会社リクルートにて当時は異色の科学技術計算サービスのスーパーコンピュータ SE として活躍。その後大手グローバル企業 EDS 日本法人にて IT アウトソーシングビジネスの責任者、人材開発部門の責任者など歴任。IT 教育企業のグローバルナレッジネットワークにてコンサルティングビジネスを立ち上げ後、現在はインディペンデントコントラクターとして活動中。
    主に企業や個人を対象としたコンサルティング会社の研修部門のアドバイザーとしてモチベーション・リーダーシップなどのナビゲータや研修開発を実施中。また大手企業の採用アドバイスや個人向けカウンセリングなど総合的な人材開発支援を精力的に実施している。ビジネス・人事・個人の 3 方位からのバランスの良いアドバイスが定評。GCDF キャリアカウンセラー、モチベーションプロデューサ、ワークショップファシリテータなどの多数の肩書きを持ち、「マルチ気づかせ屋」との評判が高い。