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転職相談 質問

# 9  希望職種には経験不足 … さあ、どうする ?

理系の大学卒業後、外資系のインベントリーソフトウェア販売企業に入社。ローカライズとカスタマイズの開発を5年間担当しましたが、勤務先が業績不振で日本から撤退することになったので、転職活動中です。SAPのセールスエンジニアを目指したいと考えています。目指す理由は、1) 購買関係のソフトウェアだったので、企業の業務プロセスの知識はある、2 ) 今外資系にいるので、次もやはり外資が良いと思っている。同じようにソフトウェア企業だと不安定であるが、SAP関連は安定的に求人があり、年収も高いものが望めそう、3 ) 受注開発業務は避けたいと考えており、逆に顧客に接することは自分に向いていると思っている、という 3 点です。ただ、自分が開発していたソフトは小規模なものなので、SAPのような大規模なものの知識は全く無く、一から勉強する必要があります。また、営業の経験が無いのも不安の種です。このような経験レベルでも、SAPセールスエンジニアになることは可能でしょうか?


転職相談 回答

ご相談ありがとうございます。

さて、お送りいただいたご相談内容を拝見いたしますと、 SAP に関してもセールスエンジニアに関してもご経験レベルがゼロからのスタートのようですが、基本的にはチャレンジが可能かと思います。

ただ、残念なことに、なぜ SAP のセールスエンジニアを目指していらっしゃるのかが、文面からはわかりづらく、特にご自身の「アピールポイントは何か」という事が伝わってこないように感じます。 ご自身が希望していらっしゃる理由はもちろんですが、そこに相手から見て魅力的なキャリアとしての説明・表現を加えるよう、心掛けられると良いのではないでしょうか。

その観点で、挙げられていらっしゃる理由について一つずつコメントいたします。


1) 購買関係のソフトウェアだったので、企業の業務プロセスの知識はある。

 
- まずは現在までのご経験の詳細が必要かと思います。その上で、特に詳細にどの程度精通しているか、SAPとの関連知識はあるか、などを最低限ご自身で調べ、整理する必要があります。例えば、SAPジャパンのサイトなどから情報収集をしたり、SAP社認定のアプリケーションコンサルタント、ディベロプメントコンサルタントなどの詳細を調べて、ご自身の経験との整合性を確認し、もしチャレンジ可能であれば事前に勉強して資格取得をチャレンジするなどの対応も考えられます。


2) 今外資系にいるので、次もやはり外資が良いと思っている。同じようにソフトウェア企業だと不安定であるが、SAP関連は安定的に求人があり、年収も高いものが望めそう。


- これは、ご本人の希望ですよね。高い年収や安定性を望むことは勿論可能ですが、その希望に見合った売り手の価値が必要です。 1) での内容によると思います。


3) 受注開発業務は避けたいと考えており、逆に顧客に接することは自分に向いていると思っている。


- 納得性の高い前向きな理由があれば良いですが、受注開発を避けたい理由がわかりづらいのが残念です。また、ご自身が顧客に接することが向いている理由を具体的な例を挙げることでアピールできるようになると良いですね。


以上のように、ご記述された範囲の情報では、この程度しかコメントできませんが、まずは今までのキャリアでご自身がアピールできるものを整理し、その内容と今後目指すキャリア ( SAP セールスエンジニア ) との
関連性を最初に明確にすべきでしょう。


まだ 5 年のキャリアで十分お若いと思いますので、ご経験ゼロベースからのチャレンジは十分に可能です。ただ、まずは今までのキャリアで十分か不十分かを悩む前に、過去 5 年間の
経験を十分に整理し、その上で将来の目標設定をしてみてはいかがでしょうか。


今後も応援いたします。是非頑張って下さい。


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西邑
  • 西邑 浩信 ( にしむら ひろのぶ )
  • 東京工業大学大学院修了後、株式会社リクルートにて当時は異色の科学技術計算サービスのスーパーコンピュータ SE として活躍。その後大手グローバル企業 EDS 日本法人にて IT アウトソーシングビジネスの責任者、人材開発部門の責任者など歴任。IT 教育企業のグローバルナレッジネットワークにてコンサルティングビジネスを立ち上げ後、現在はインディペンデントコントラクターとして活動中。
    主に企業や個人を対象としたコンサルティング会社の研修部門のアドバイザーとしてモチベーション・リーダーシップなどのナビゲータや研修開発を実施中。また大手企業の採用アドバイスや個人向けカウンセリングなど総合的な人材開発支援を精力的に実施している。ビジネス・人事・個人の 3 方位からのバランスの良いアドバイスが定評。GCDF キャリアカウンセラー、モチベーションプロデューサ、ワークショップファシリテータなどの多数の肩書きを持ち、「マルチ気づかせ屋」との評判が高い。