転職相談 JOB相談室

転職相談 質問

# 7  短期の職歴をネガティブな印象を与えずに説明するには ?

45歳の男性です。15年間海外で暮らしておりました。

海外在住時は、現地でベンチャー企業を立ち上げ経営しておりました。しかし、家庭の事情により日本へ戻らざるを得なくなったため、会社を売却し帰国いたしました。

帰国後は、外資系の精密機器メーカーのエグゼクティブ・ポジションに採用されましたが、8ヶ月で解雇されました。解雇の理由は、セールスサイクルの長い製品を扱っていたにも関わらず、「売れ行きが悪い」ということでした。

その後、転職先を探しているのですが、二次や三次の面接で落とされてしまうことが続いています。不採用になったことに対する理由の開示がない企業が大半ですが、問い合わせた結果に応じていただいた企業からの回答は「直近の勤務期間が短い」「何か悪いことでもしたのではないかと疑っている」といったものでした。

短期の職歴について、悪い先入観を与えないよう、うまく説明する方法はあるのでしょうか? 書類の書き方、口頭での説明の仕方などアドバイスをいただければ幸いです。それとも、日本での就職は諦めたほうが良いのでしょうか?


転職相談 回答

ご相談ありがとうございます。


まずは、転職活動そのものに関してですが、一般的に 45 歳ですと、これまでのキャリアの集大成となるような応募やポジションが多くなり、 30 代の転職よりも、かなりハードルの高い転職になるのが通常です。


その意味では、


1 ) これまでの 20 年以上のキャリアの集大成として何ができる人物か


2 )  応募先企業の上層部(もしくは専門職の場合もありますが)として、経営戦力としてすぐに活躍できる人物か


以上の点が、重要になります。その点でどのようにアピールされているかがお送りいただいたご相談内容の範囲ではわかりかねますが、ご自身のアピール方法に関しても、応募されている企業へのアプローチ方法も様々に変える必要があると思います。


このアピール内容が、まず、転職する際の前提となりますし、先方も応募者の本音や本質を見抜く力は当然あると考えますので、事前の十分な検討が必要です。その点、今まで如何だったでしょうか ?


ご相談内容のメインは、次の A と B になるかと思います。


A ) 短期の職歴について、悪い先入観を与えないよううまく説明する方法はあるでしょうか ?


B ) 書類の書き方、口頭での説明方法などアドバイスをいただければ幸いです。それとも日本での就職は、あきらめた方がいいのでしょうか ?


上記について、一般的な観点ですが、先に挙げた 1 ) と 2 ) のアピールが適切で、相手にとって魅力的なものあれば、若干の経歴に関しては、影響は少ないものになると考えます。


勿論、応募先の企業や、日本企業か外資かなどによっては、最近の転職期間や理由を気にするケースはあるのは事実です。ただ、その場合は、きちんと解雇理由をご自身の言葉で説明し、裏表ない形で伝えることが後々問題を起こさないためにも良いのではないでしょうか。特に 40 代の転職であれば、成熟したビジネスパーソンの観点で、信頼おけるかどうかが重要ですので、小手先でなく、自信を持って伝えられる内容であればネガティブな印象は少なくなると考えます。


頂いた情報の範囲では正確にアドバイスは難しいですが、あえて、アドバイスをさせていただくなら、期間内での実績を可能な限りアピールし、その前提で、解雇理由はできるだけ正確に書く、ただし、後ろ向き、ネガティブな表現は避けることかと考えます。


その点で、個別の企業対応や記述方法に関しては、転職アドバイザに詳細情報を開示し相談なさるなどして、的確な内容を確認することをお勧めいたします。


今後も応援いたします。


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西邑
  • 西邑 浩信 ( にしむら ひろのぶ )
  • 東京工業大学大学院修了後、株式会社リクルートにて当時は異色の科学技術計算サービスのスーパーコンピュータ SE として活躍。その後大手グローバル企業 EDS 日本法人にて IT アウトソーシングビジネスの責任者、人材開発部門の責任者など歴任。IT 教育企業のグローバルナレッジネットワークにてコンサルティングビジネスを立ち上げ後、現在はインディペンデントコントラクターとして活動中。
    主に企業や個人を対象としたコンサルティング会社の研修部門のアドバイザーとしてモチベーション・リーダーシップなどのナビゲータや研修開発を実施中。また大手企業の採用アドバイスや個人向けカウンセリングなど総合的な人材開発支援を精力的に実施している。ビジネス・人事・個人の 3 方位からのバランスの良いアドバイスが定評。GCDF キャリアカウンセラー、モチベーションプロデューサ、ワークショップファシリテータなどの多数の肩書きを持ち、「マルチ気づかせ屋」との評判が高い。