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転職相談 質問

# 6  教育関連の職に就きたいのですが、年齢のせいか転職活動がうまくいきません

転職活動中の35歳男性です。大学卒業後、7年間大学の事務職員として勤務後に米国の大学院へ留学のため退職。留学先では心理学を専攻しました。帰国し、この1年半は塾の非常勤講師として勤務。同時に産業カウンセラーの資格や、キャリアコンサルタント養成講座も受講してきました。

転職先として、大学など教育機関の国際交流センターでの仕事を希望していますが、求人数が少なく、書類選考を通過するのさえ難しい状況です。これまで、大学事務、塾講師と教育に携わってきたのに、これらのキャリアがあまり評価されていないのが現状です。

また、民間の留学斡旋会社で留学カウンセラー募集の求人をみつけ、説明会に出席してみましたが、カウンセラーというものの、生徒の勧誘の仕事でした。

自分としては大学などの教育機関で留学に関しての業務に携わりたいと考えているのですが、大学事務の経験はあるものの、留学に関しての業務経験はないので、35歳という年齢を考えると、即戦力にはならないと思われているのではないかと思ってしまいます。


転職相談 回答

ご質問ありがとうございます。


現在の状況は求職中と考えればよろしいでしょうか ? 大学の事務職を離れてからのお仕事の状況がお問い合わせからは分かりませんが、期間的には少し長いようですね。


教育機関の国際交流センターの仕事を希望とのことですが、一般的になりますが、大学卒業後の最初のキャリアとして就職するか、応募先機関で必要とされる実務経験をキャリアとして就職されるかのいずれかが殆どのようです。


あなたは、勿論、後者の実務経験キャリアを売りにして選考に挑むことになりますが、その点でまず重要なのは、ご自身の持たれている 7 年間の大学事務の仕事が相手から見て魅力的なキャリアかどうかです。気にされているように即戦力かどうかも大切ですが、まず、ご自身の経験が必要とされていること、何よりもまずキャリアとして何を売りにするかを明確にすべきです。


応募先や応募職種によっても異なりますが、一般的には大学職員の実務経験を求めるケースはかなり稀です。この場合、大学という特殊性を売りにするよりも、事務実務に関する専門性を持っていること、組織や部下などがいたのであれば大学事務業務のマネージメントの観点からの実績があること、などを売りにするのも手かもしれません。


次に、大学事務職を辞められた後にされたことは、キャリアというよりもあくまでも付加的な勉強として考えるのが妥当ではないでしょうか。ただ、節目節目で対応されたことは、(心理学の勉強、塾講師としての経験、産業カウンセラーの講座受講や、キャリアコンサルタントの資格取得など)思い付きに思われないように、ご自身としての意義は明確にしておくことも大切です。


また、あなたと同じように、最近キャリアカウンセラーや産業カウンセラーの資格を取得する方も増えてきていますね。主には、企業に所属し人事や人材開発関連の仕事、または採用関連の人材紹介などの付加的な知識としてもたれる方や、大学関連では就職課などの仕事に役立てようとされる方が多いと思います。


個人でキャリアカウンセラーや産業カウンセラーとしてキャリアを歩むのであれば、組織内での十分な経験や人脈の裏づけの上、最終的に独立される方も一部ですがいらっしゃいます。もし、あなたが、一般企業への転職を考え、企業内でカウンセリング関連の仕事を目指すのであれば、生徒の勧誘や人材の斡旋などであっても、まず転職先での本流の仕事を軸にした後に、付加的なスキルとして生かすのが適当だと考えます。


その上で、ご自身のご経験を踏まえて、今後取り組める可能性のある仕事ですが、転職活動を円滑に活動を進めるには、まず 7 年間の大学事務職の延長線上の職場や仕事へ就くことか早いと考えます。
また、一般企業であっても、大学や事務の範囲が多少異なっても、まずは自分が経験のあることに
最も近い分野
に就職するのが適切です。ただ、この場合、大学の教育関係の仕事に就けることを視野に入れた活動をすることがポイントです。


事務職を基盤にした上で、是非次のステップとして狙って下さい。


以上、ご質問から以下の点を再考するのが良いと考えます。


1 ) そもそものご自身のキャリアゴールをどこに置いているのか

2 ) 大学事務職後の活動の意味・意義

3 ) 大学事務職の延長線上で、企業への就職活動やキャリアパス


年齢的に難しいタイミングかと思いますが、前向きに色々とチャレンジしてみて下さい。今後も応援いたします。


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西邑
  • 西邑 浩信 ( にしむら ひろのぶ )
  • 東京工業大学大学院修了後、株式会社リクルートにて当時は異色の科学技術計算サービスのスーパーコンピュータ SE として活躍。その後大手グローバル企業 EDS 日本法人にて IT アウトソーシングビジネスの責任者、人材開発部門の責任者など歴任。IT 教育企業のグローバルナレッジネットワークにてコンサルティングビジネスを立ち上げ後、現在はインディペンデントコントラクターとして活動中。
    主に企業や個人を対象としたコンサルティング会社の研修部門のアドバイザーとしてモチベーション・リーダーシップなどのナビゲータや研修開発を実施中。また大手企業の採用アドバイスや個人向けカウンセリングなど総合的な人材開発支援を精力的に実施している。ビジネス・人事・個人の 3 方位からのバランスの良いアドバイスが定評。GCDF キャリアカウンセラー、モチベーションプロデューサ、ワークショップファシリテータなどの多数の肩書きを持ち、「マルチ気づかせ屋」との評判が高い。