外資系オンラインコーチング

# 17  年齢の壁を乗り越えるために


こんにちは。e-Rirekisho.com のセルダル・バシャラです。いつも当コラムを読んで頂き、ありがとうございます。


もう真夏になってきましたね。夏ばてしないように水分たくさん取るようにして下さい。


今朝起きたとき、もうすぐ 4 歳になる息子が坊主になっていることを見てびっくりしました。お客様とのセッションが遅いとき、帰りも遅いので、子供と会わずに寝ることが多いのですが、知らないうちに坊主になっていました。保育園に連れていったとき、お友達が皆「アルちゃん、かっこいい ! 」と言ってくれたので、本人が喜んでいました。私もそのうち自然現象でそうなるかもしれません ( 笑 )。そのときは皆さんも「セルちゃん、かっこいい ! 」という暖かいお言葉で励ましてくださいね。


今回は「年齢の壁を乗り越えるために」というテーマです。転職活動をされているなら、年齢制限のことをご存知でしょう。特に、30 代、40 代、50 代の方々はかなり苦労されています。以下私の経験と、扱った事例から、年齢の壁についてお話いたします。


もし、30 代後半を過ぎていて、転職に苦労されているのであれば、年齢により何らかの制約を受けるのはある種の差別であり、不公平ではないか ? というふうに思っていらっしゃるかもしれません。私もそうだと思います。また、企業にとってもせっかくの優秀な人材を逃している面でかなりもったいないことをしていると思います。


しかし、いくら不公平だと思っていても、企業の担当等、採用する側の人達の頭の中はそんなに簡単に変えられないでしょう。台風や地震を自然現象と認め、それと一緒に生きる対策を考えているように「年齢の壁」という現象への対策も考えなければなりません。


それでは、もし年齢の壁にあたってしまったら、どうすれば良いのでしょうか ?


その悩みで当社の「外資系転職相談」にこられる方が大勢いらっしゃいます。その方々に対してどのようなコーチングをしているのでしょうか ?


年齢の壁がある環境でも成功するために何をすればよいかをご説明する前に、転職で失敗してしまう方々はなぜ、どのように失敗するのかについてお話させて頂きたいと思います。


私が見てきた中では、一般的に下記のようなパターンが多いようです :


1) 何らかの不満や不安、または高収入だけを目指し転職したくなる


2) 過去の経歴がひたすら並んでいて、何もメッセージのない職務経歴書・レジュメを作る


3) 具体的に何も考えず、すぐ人材紹介会社あるいはウェブサイトに登録する


4) 人材紹介会社からいい仕事を紹介してもらえない、または面接に行っても結果に繋がらないため、自分の可能性がないと思い込んでしまう


5) 落ち込んでいる中で、その時まで名前も知らなかった、考えてもいなかったような会社の話があり、そこに転職してしまう


6) 1、2 カ月経ったら、「やはり自分が思っていたことと違う」「約束された仕事ではない」「会社の中がぼろぼろ」「会社が倒産しそう」と言う理由で辞めたくなる。


7) 辞めてしまったことで、今度は年齢制限に「転職回数の多さ」という支障も加わる


「何でそんなに考えずに動くのだろう」と思っていらっしゃるかもしれませんが、このような悪循環パターンは本当に珍しくありません。


では、年齢の壁がある厳しい転職環境でどうすれば成功に繋がるのでしょうか ?


年齢の壁にあたっている方にまずお勧めしているのは、スモールステップで成功計画を考えることです。スモールステップの一つの例は :


1) あなたが今後やりたいこと、活躍したい分野を明確にさせる事


2) その分野の中であなたを必要としている会社をリストアップする事(ウェブサイト求人、新聞求人、人材紹介会社等のリソースで)


3) まず書類選考に通過することを目指し、企業が年齢による壁を設けている理由を把握し、あなたを最も良くアピールする英文履歴書・職務経歴書、あなたをその会社に売り込むカバーレターを作成する事


4) 面接に向けて準備する事


5) 面接で好印象を与え、自分も会社について積極的に質問する事


6) 給料交渉等をした上でオファーをもらう事


7) 最終的に働きたい会社を決めること事


これらのステップを一つ一つクリアすれば、どんな年齢でも転職成功の確率はかなり高くなります。私の経験から申し上げますと、1) 、つまり「あなたが今後やりたいこと、活躍したい分野を決めること」に注ぐ力の比重が大きければ大きいほど、その次のプロセスがよりスムーズに進みます。また、最終給料とポジションも思ったよりも高くなります。


E-Rirekisho.com も英文履歴書作成で業務を始めたのですが、徐々に 1) の「あなたが今後やりたいこと、活躍したい分野を決めること」を決めるためのコーチングの方がメインになってきました。


今年の年明けまもなく、Daijob のコラムを読まれたある女性の方から下記のメッセージを頂きました :
「はじめてメールをいたします。Xと申します。 daijob.com を検索中にバシャラさんの存在を知り、メールを書いています。今後成長が見込まれる外資企業への転職を希望しており、今年は、転職を実現させたいと考えております。
年齢が 52 歳で女性ということもあり、転職環境は厳しいと思いますので、ぜひバシャ
ラさんのような プロフェッショナルな方にアドバイスを頂き、自信を持って挑戦したいと思っております。」(省略)


私は、「皆が自分だけの宝物を自分自身の中に持っていて、それを外に出し、気づいてもらうことが自分の一番大切な仕事だ」と信じています。


この方はいろいろよいご経歴をお持ちでしたが、一番印象に残ったのは、「自信を持って挑戦したい」というお言葉、そして、その言葉通りのオーラでした。そのような気持ちを持つとどんなハードルでも越えられます。


その後、「外資系転職相談」を受けて頂いた上で、早速長期コーチングを始め、彼女に一番合ったキャリア計画を作りました。またレジュメも作り、夢の仕事に挑戦して頂きました。


先日、会社に出たとき、その方から電話メッセージがあるとアシスタントから聞くと、「絶対何か良い知らせがある」となんとなく思い、すぐ折り返しました。やはり、計画通りに進み、チャレンジに成功できたそうです。お食事の誘いまで頂き、ますます嬉しかったです。(笑)


彼女のように自信を持って一生懸命努力すれば、年齢に関係なく成功に繋がります。お正月明けにその方からメールを頂いたことがとても幸せです。なぜなら、彼女の成功を見たことで、私もますます激励され、そしてそのことを皆さんにもお伝えできたからです。


あなたもどんな状況でも是非自信をもってがんばってください。そして、あなたを成功に導く最初のスモールアクションを今すぐとって下さい。


ご健闘とご成功をお祈り申し上げます。


セルダル・バシャラ


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  • セルダル・バシャラ e-Rirekisho.com代表
  • トルコ・イスタンブールのボアジチ大学にてエンジニアリングを専攻し、トルコホンダ工場の立ち上げに携わる。その後、来日し国際大学にて MBA を取得。ゴールドマンサックス、i2 テクノロジーズにてマーケティング・ビジネスプランニングに従事した後、国際開発コンサルティングファームやメーカーにて数々の国際プロジェクトに参加。その後、自らの外資系企業への勤務経験、転職経験と業界知識を元に、外資系転職のコンサルタントとして独立。日本語を流暢に話し、サッカーと合気道が趣味の親日家でもある。


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