こんにちは。セルダル・バシャラです。お元気ですか?
いよいよ 8 月ですね。
7 月は暑かったですが、お客様からたくさん嬉しいお知らせいただいたことも
あり、あっという間に過ぎていきました。
もちろん、先日出版した、このコラムをまとめた私の初書籍『あなたの年収アップ力と人間力を引き出す99の話』の紹介活動や売れ行きのチェックも、私にとって、時間の経つのを忘れさせるほど楽しいことでした。
「また本の話か ? 」という皆さんの声が耳に響いてくるように感じます (笑)。
人間は、自分が書いた本、特にこのように初めて出版した本を、まるで自分の子供のように感じてしまう傾向がありますので、「親ばか」の気持ちだと思って下さい。
私がこのコラムを通じて皆さんに繰り返しお勧めしていることは、「自分に見合ったもっとも高い年収」で転職すること、キャリアを築くことです。外資系転職においても、同じ会社内でのステップアップにおいても、常に年収アップをあなたの成功度合測定基準の一つにしていただきたいと思います。そうすれば、年収アップに更に歩近づきます。
先ほど述べた書籍、『あなたの年収アップ力と人間力を引き出す99の話』の紹介活動の一環として出版広告を掲載するために、様々な媒体を調べております。そこで面白いデータに気づきましたので、皆さんにもご紹介したいと思いました。
広告事情に詳しい方ならご存知だと思いますが、新聞、雑誌、あるいはウェブサイトのような各媒体の「媒体データ」というのがあり、そこでそれぞれの広告を目にする読者やユーザーの背景について説明されています。例えば、性別、年齢、職種、収入、所有資産等のデータが詳しく掲載されているので、広告をうとうと考えている会社はより客観的な視点を持つことができます。
先日、日経ヴェリタスという金融専門の週刊タブロイド紙 (NV) とハーバードビジネスレビュー (HBR) の読者データを比べてみました。両方の出版形式は違いますが、ターゲットとしている読者層が似ていますので、比較対象になるのではないかと思いました。
年齢や役職のデータは非常に近いので、統計学上明らかに差があるとは言えません。(ビジネススクールで統計学授業の講師アシスタントをしておりましたので、懐かしい表現です (笑)。
しかし、 3 つのデータにおいて大きな違いがありました(とはいえ、調査を追究したわけではありませんので、あくまでも参考レベルだと思って下さい)。
その 1 つ目は、「平均世帯年収」です。NVの、1,195万円と比べて、HBRのそれは、何と(中央値ですが)189,153米ドルです。 1 ドル86.5円で換算しますと、1,636万円となります。つまり、NV読者の1.37倍です。ちなみに、HBRのデータとともに、他のビジネス関係紙(Business Week, Forbes, Fortune)の平均データも掲載されていました。その平均額は158,720米ドルで、つまり約1,372万円です。それでもNVの1.15倍となります。
実は、HBR のデータは 2008 年のデータであり、当時の 1 年の平均為替レート103.5円で計算しますと、差がもっと広がり、何と 1.64 倍となります。
そして、2 つ目の注目すべきデータは、「所有金融資産」です。細かい計算はとにかくとして、HBRはNVの約2倍です。アメリカ人は借金が多いと言われがちですが、向上心のあるプロフェッショナルはちゃんと貯蓄と資産を持っています。
最後に 3 つ目のデータですが、HBR の女性読者の割合は 37%、他のビジネス 3 紙の割合は 34 %であるのに対し、NV の女性読者はわずか 11.7% です。しかし、新しい世代の日本人女性プロフェッショナルは一生懸命がんばって、どんどん前に進んでいますので、この数字の差も近いうちに埋められると思います。
さて、本題の「なぜハーバードビジネスレビュー読者の平均年収は日本人よりはるかに高いのか?」に戻りたいと思います。
理由は様々あるでしょうが、今回は、皆さんに一番覚えておいていただきたいことだけを申し上げたいと思います。
キャリアを積む際には、必ず「年収アップ思考」を持っていただきたいということです。
会社がビジネスをやる上で、利益を出し、株価を上げ、株主資本や時価総額を最大化したいと考えるのと同様に、ビジネスプロフェッショナル一人ひとりにも年収を最大化したいという目標を常に持っていただきたいと思います。
先日、とても優秀なある 50 代男性が当社で外資系転職相談をお受けになりました。私の本をお読みになった上で来ていただきました。何と、某投資銀行の日本代表の同級生だそうです。#109のコラムのプリントアウトを見せていただき、「彼はまさにバシャラさんが書いている成功者の習慣を持っていました」というようなコメントをされました。
#99及び#109のコラムで書かせていただいた、成功者の習慣です。皆さんにも絶対に覚えていただき、身につけていただきたいので、繰り返し、繰り返し掲載させていただきたいと思います。
・ 絶対に負けたくないという強い意志を持っている
・ 物事を大きく考え、明確なキャリアゴールを作る
・ 必要なときには大胆なリスクをとる
・
世の中のトレンドを常に分析している
・ 自分の立ち位置を見極めている
・ 周りからの圧力に抵抗できる
・ 好奇心を持っている
・ 常に自己成長を意識している
・ ネットワーキングが上手
・ ロールモデルを持ち、人に相談できる
・ 自己投資を惜しまない
#109のコラムで、これらの習慣が身についている 30 代女性のお客様の例を書かせていただきました。長期のスパンでこのような習慣を持っていらっしゃる例として、彼女のことを紹介したのです。
もちろん、目先の転職活動を成功させるためにも、このようなマインドセットがとても大切です。つい先日、当社でコーチングをお受けになり、英文履歴書も作成された、先ほどの女性とはまた別の 30 代女性のお客様から嬉しいご連絡をいただきました。ある投資銀行の面接が決まったとの連絡です。何と日時は三日後だということです。
そこで早速、想定質問への答えを作っていただきました。以前から準備をしていたおかげもあり、すぐ立派な答えを書き上げることができました。一番よい結果が出ることをお祈りします。
また、先日40代の男性のお客様も急に面接が決まり、さっそく面接準備をしていただきました。
最近景気もますますよくなり、業績のいい会社が事業拡大のため積極的に採用活動を行うことが多いです。皆さんにも是非チャンスを掴んでいただきたいと思います。
いざ、そのチャンスが現れたとき、先方に一番よい印象を与えるために今から準備をしましょう。そうすれば、次の転職という観点からみても、長期のキャリア成長という視点でみても、理想的な年収アップが期待できます。
みんなでこのような年収アップを実現させたら、10 年も経たないうちに、日本人トッププロフェッショナルの平均年収はアメリカの平均値にぐんと近づくでしょう。
来週からインシャーアッラーラマダンですが、皆様にたくさんの恵みが与えられることをお祈りします。
セルダル・バシャラ
〒150-6018 東京都渋谷区恵比寿 4-20-3
恵比寿ガーデンプレイスタワー 18 階
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