外資系オンラインコーチング

# 107  「人間力アップ」に秘められた転職市場の競争を勝ち抜くヒント

こんにちは。セルダル・バシャラです。お元気ですか ?


ゴールデンウィークはいかがでしたか ? 楽しく過ごせましたか ? きっといろいろ新しい発見もあったでしょうね。たくさんの貴重な経験を、ぜひこれからの高収入外資系転職活動で活かして下さい。



私は日焼けもしましたが、頭の中もリフレッシュしてきた感じです。現在、準備中の本の編集もおかげさまでかなり進んでおります。進捗について後ほど書かせていただきたいと思います。



5 日 9 日は「母の日」でしたね。お母さんの皆さん、おめでとうございます。立派な子どもたちを育てて下さっている皆様に、心より感謝しております。



当社で外資系転職やコーチングをお受けになるお母様方も大勢いらっしゃいます。勿論、立派な奥様に支えられている男性の方々も多くいらしてくださっています。



先日、その中の一人である、 30 代の優秀な男性の転職が決まり、早速、素敵な体験談も送っていただきましたので、後ほど一部をご紹介したいと思います。



以前にもこのコラムに出てきた、常に自分ブランディングを考慮しながら活動されている方です。転職が決まった直後、前の会社での引き継ぎ等で忙しく、すぐには体験談をいただけませんでしたが、やっと落ち着いたようで、先日メールが届きました。



実は、コーチングを受けていらっしゃる期間中にも、お子様が産まれたことなど、嬉しいできごとをたくさんご報告いただいていました。ご本人はその度に責任感がますます増していっているように私には感じられました。コーチングで、このように皆さんが成長されるのを見ていると、とても喜びを感じます。



勿論一人でがんばっていらっしゃる独身の方も大勢いらっしゃいますが、どちらの場合でも、常に自分の人間としての成長を目指していただきたいと思います。「人間力アップ」があなたの今回の高収入転職やこれからのキャリア成長に大きなインパクトを与えます。



先ほど、今後出版予定の本の準備が進んでいると申し上げました。実は、そのタイトルにも「人間力アップ」という表現を使わせていただいています。「人間力アップ」はあなたのキャリア人生においてとても大事だと信じているからです。



「人間力」と言えば、トルコで有名なアネクドートがあります。歴史に登場する話です。



ある村にある親子がいました。その息子はお父さんの言っていることを何も聞かずにいつも自分勝手な行動をしていました。遂に諦めていたお父さんは息子に対して「このような自分勝手な考え方では、あなたは良い人間になれないよ」とだけ言いました。その後、息子は村から離れ、町に行き、努力家としてどんどん成長していきました。そして、いつの間にかワジール( 大臣 )にまで出世しました。ワジールになった姿を父親に見せて、仕返してやろうと思いました。古里の田舎を訪問し、お父さんを連れてくるよう、お使いの兵士たちに命令しました。(※トルコ文化では、どんな役職についていても、そのような行動は非常に失礼で許されないことです。子供が親を訪れるのが当然です。)さて、お父さんが連れて来られると、息子が彼に対して、「あなたが僕に『よい人間になれない』と言ったでしょう。ほら、ワジールになったよ。あなた間違ったじゃない ? 」と言ったら、父親が「いいえ、間違っていないよ。僕は『あなたがワジールになれない』とは言っていないよ。『あなたが良い人間になれない』と言ったのだよ」と言いました。息子は、自分の失礼な行動とお父さんが言いたかったことをようやく理解し、反省しました。



もちろん、私は「良い人間とはどんな人か ? 」についてレクチャーする立場の人間ではありません。私が申し上げられるのは、「人間力アップ」が大事ということだけです。それは誰にでも同意してもらえる当たり前のことですので、私でも言えます。



お客様が外資系転職相談やコーチングをお受けになっている間にご自分でいろいろなことに気づき、人間力をご自分でアップさせています。コーチングはある意味でその気づきのきっかけとなり、またそのプロセスを加速させていると思います。



さて、先ほどの 30 代の男性のお客様の話に戻ります。実は、この方は金融危機直前に「外資系金融に入りたい」というご希望でコーチングを始められました。しかし、市場が危なかったため、すぐ転職しないようにアドバイスし、その間にもっと徹底的な準備を続けていただきました。その後、まさにサブプライムやリーマンショックの嵐が始まりました。



ご存知だと思いますが、そのような嵐のときは、すぐいなくてもそんなに困らない人たちから切られ始めます。お客様にその事実を正直にお伝えしました。彼も「早く転職したい」という気持ちも持ちながら、嵐が静まるまでの間の期間を、準備しながら有意義に使いました。随時メールで報告していただきました。



そのおかげで、先日チャンスが訪れたとき、素早く行動でき、ヘッドハンティングで紹介され、先方にも「是非来てほしい」と素早くオファーをもらうことができました。企業戦略に直接かかわれる、彼にとってとてもやりがいの感じられるポジションです。

いただいた体験談の一部をご紹介したいと思います。



「初めての転職相談のセッションでバシャラさんは、私が当時置かれていた状況と、私が希望する転職を成功させるために必要なアクションを、厳しい現実も含め、非常に明確にご説明くださいました。通常不可能と思える異業種への転職も、バシャラさんとのコーチングを通じてなら、目標への階段を一歩一歩上って行けると思い、コーチングを受講する決断をしました。



 コーチングを通じて様々なことを学びましたが、それをひと言で表すと、ものごとの本質をつかむ能力が向上したことだと思います。とても抽象的な表現になってしまいますが、バシャラさんとのコーチングセッションを重ねるにしたがって、自分の考えや決断に対して自信が持てるようになりました。そのおかげで転職のタイミングが訪れるまでは、前職でも自分の希望する仕事や役職を引き寄せることができました。また、転職の機会がやってきた時も、自信をもって、インタビューに臨め、そして転職の決断をすることができました。この能力は、転職後も、そしてこれからの人生の様々な場面においても、役に立っていくだろうと思います。



 数年間にわたり、バシャラさんとのコーチングセッションを続けてきた経験者として、これから受講を考えている皆さんに伝えられることがあります。それは、受講者それぞれがコーチングから得られるものは、転職のためだけのスキルではなく、受講者それぞれの今後のキャリア・人生のために最適な能力・スキルであるということです。ある人にとってそれは、文章作成能力、情報収集能力かもしれませんし、また別の人にとっては問題解決能力かもしれません。ただひとつ共通していえることは、受講者の特定能力のレベルアップではなく、受講者の全体的な能力の底上げが行われるということです。これがバシャラさんのコーチングセッションの醍醐味だと思います」



市場の状況によって転職活動は長引くこともありえますが、あなたの計画的な努力次第で、このようなハッピーエンドを迎えられる可能性が高くなります。



常に必要な準備をしておけば、今の仕事でももっと成功し、もっと「一緒に働きたい人」だと思われるようになります。



人間は誰でも自分の見本にしたい優秀な人たちと一緒に働きたがります。そしていつの間にか、自分が誰かにとっての見本となっているものです。



あなたにも是非その道を歩んでほしいです。



ではまた。



セルダル・バシャラ


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  • セルダル・バシャラ e-Rirekisho.com代表
  • トルコ・イスタンブールのボアジチ大学にてエンジニアリングを専攻し、トルコホンダ工場の立ち上げに携わる。その後、来日し国際大学にて MBA を取得。ゴールドマンサックス、i2 テクノロジーズにてマーケティング・ビジネスプランニングに従事した後、国際開発コンサルティングファームやメーカーにて数々の国際プロジェクトに参加。その後、自らの外資系企業への勤務経験、転職経験と業界知識を元に、外資系転職のコンサルタントとして独立。日本語を流暢に話し、サッカーと合気道が趣味の親日家でもある。


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