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# 106  「自分営業」で使う英文履歴書作成の 9 つのステップとその重点比率



こんにちは。セルダル・バシャラです。お元気ですか ? 春の素晴らしい天気が続いていて、とても嬉しい気分ですね。


お客様からの嬉しいお知らせもたくさんいただいています。2 週間ほど前、ある 50 代の女性のお客様から電話あったのですが、「英文履歴書を送ったところ面接が進み、社長との最終面接が決まりました。」というご報告でした。緊急にその面接のための準備に取り組みました。素晴らしい結果が出ることをお祈りします。


その英文履歴書の書き方については後ほど述べさせていただきますが、特に 30 代、40 代、50 代の場合、専門性が問われるようになり、かなりの工夫が必要となります。その工夫のステップやそのステップの中で重点をどこにおくべきかが今回のコラムの課題です。


もう一つの楽しみは、ゴールデンウィークです。皆さんはどこか旅行に行かれますか ? 私たちはインシャーアッラー海辺に行く予定です。


海と言えば、すぐエーゲ海と地中海を思い出してしまいます。以前もこちらのコラムで何回か書かせていただいたことがありますが、やはり、エーゲ海と地中海が大好きです。


余談ですが、実は、トルコ語では地中海とは呼びません。「白海」と言います。北は「黒海」です。南は「白海」。北の海は濃い色をしています。南は暑いので、塩っぽく、より薄い色になります。その塩が泳いでいるとき目にかかってしまうので、ゴーグルを使うことをお勧めします。エーゲ海の北部や黒海はゴーグルがなくても塩があまりききません。


ガイドブックみたいになってしまいましたね(笑)。ゴールデンウィークにはもう間に合わないでしょうが、夏休みは是非トルコに行ってみてください。そしてトルコに行かれることがありましたら、ぜひ声をかけてください。


エーゲ海や地中海はかなりインスピレーションのもとになることがあります。2005 年の夏、ちょうどDaijob.com でのコラムを開始する前に、私のゴールドマンサックス時代の社長である山﨑さんと一緒にエーゲ海に行ったことがあります。ゴールドマンサックスを退職してから政治界に入り、書籍を何冊かお書きになり、今は総務省顧問を務めている方です。


イスタンブール、カッパドキア、そしてエーゲ海を一緒に旅し、いろいろ深い話もでき、私にとってとても貴重な体験となりました。その行動力を観察し、「私ももっといろいろしないといけない」と肌で感じました。山﨑さんが日本に帰られてから、私はもう一度家族と一緒に海の旅行に行き、そこでもっと深く考えることができました。


そこで、「高収入外資系転職の方法やそれに直結する英文履歴書の書き方ノウハウ」をもっと多くの方にお伝えしたいという結論に至りました。Daijob.com でのこのコラムとほぼ同時に、e-Rirekisho.com のウェブサイトで、「英文履歴書の書き方 – 無料 E-mail クラス」も計画し、開始致しました。


そのクラスを通じて、自分のノウハウを公開できる範囲まで公開致しました。もちろん、英文履歴書作成を業として行っていますので、どうしても言えない部分もあります。それは、皆さんは理解してくださっています。


先ほどご紹介した、50 代の女性の方の英文履歴書もそのノウハウで作らせていただきました。


英文履歴書作成を専門家に依頼することは一つの方法ですが、もちろん、やり方さえ分かれば、誰でも自分で作ることが可能です。自分で作る大きなメリットの一つは、自分のキャリアを再度真剣に洗い出すことです。また、そのプロセスはこれからやりたいことの発見にも繋がります。もちろん、面接に呼ばれたときにも、自分で作ったレジュメですので、とてもスムーズに説明できます。


特に時間的に急いでいることでもなければ、まずは自分でやってみた方があなたのためになると思います。そして、友人や人材紹介会社の方からフィードバックをもらいながら、徐々に修正すれば、結果としてかなり良い英文レジュメが作れると思います。(絶対に自分の会社の人に聞かないで下さいね。)


当社で外資系転職相談をお受けになるお客様の中にもそのように自分で立派な英文履歴書が書けている方をたくさん見てきました。きっとあなたにもできます。


インターネットで情報が溢れている時代です。「どのフォーマットを使えばいいか」「どのような単語を使えばいいか」溢れているその情報の中でいろいろお悩みかもしれません。しかし、あまり悩んでも時間が経つばかりです。必要なのはあなたの早いアクションです。


今後やりたいことやターゲットの企業を決め、そして十分リサーチをした上で、いろいろ悩むより、とにかく、Daijob.com に掲載中の「英文履歴書 書き方のこつ」をベースにしながらでも書き始めてみてください。書き始めると、他に役立つ情報も更に見えるようになってきます。


また、言葉選びにお困りの場合、「英単語・例文集」も必ずお使いになるようにお勧めします。職種ごとに重要なキーワードが書かれていますので、あなたの職種に当てはまるキーワード必ずレジュメに入れて下さい。
http://www.daijob.com/support/resume_englishword


さて、私がその無料 E-mail クラスでお伝えしているノウハウに戻りますが、英文履歴書作成を下記の通り 9 つのステップでまとめています(それらのステップの詳細な実施方法は省略させていただきます):
ステップ( 1 ) 次にやりたい職種・働きたい転職先の候補を決める
ステップ( 2 ) 候補企業の人材ニーズを分析する
ステップ( 3 ) そのニーズにマッチする自分のポテンシャル・セールスポイントを洗い出す
ステップ( 4 ) 今までの職務経歴を洗い出し、それらのセールスポイントの証拠となる実績を発掘する
ステップ( 5 ) それらのセールスポイントを最もよく表現できるフォーマットを選ぶ
ステップ( 6 ) 英文履歴書のドラフトを作る
ステップ( 7 ) 文法・スペルチェック等のレビューをする
ステップ( 8 ) 第三者に見てもらう
ステップ( 9 ) 英文履歴書をファイナライズ(最終チェック及び完成化)する


あなたなら、このステップの中でどこに重点を置きますか ? 多くの人は残念ながら、後半の形式上の部分を気にされています。ビジュアル的にとても美しい英文レジュメができたら、確かに採用担当者の目に留まります。しかし、英文履歴書の役割は、面接に呼ばれ、面接や面接後の社内ディスカッションであなたを売り込むことです。そのために、コンテンツがとても大事です。


充実した魅力的なコンテンツを作るために、前半のステップがとても大事です。市場全体、企業ニーズ、自分の強みを十分リサーチした上で英文履歴書作成に取り組めば、何ランクも上のあなたの本当のポテンシャルを応募先企業に正確に紹介する資料が作れます。


先ほどの 50 代の女性にも、ターゲットを絞り、市場をよく調査することに最も重点を当てていただきました。そして、思わぬ会社と面接が進むことになりました。あなたを必要としている会社もきっと必ずどこかであなたのような人を探しています。いち早くその会社に出会い、あなたのことを知ってもらう価値があると思いませんか ?


その会社にあなたのことを理解してもらう上で、英文履歴書は最も大切なツールです。その作成の準備段階でどんな小さな努力でも惜しまずにやってください。


ご存知のように、経済がよくなっていると申し上げても、企業は依然として人材選びにとても慎重です。せっかく出ている求人への応募が多く、競争が激しくなっています。「この人なら絶対大丈夫だろう」という印象を与えるのはあなたの責任です。また、あなたの応募が遅すぎると、その間に他の候補者に決まり、ポジションがクローズしてしまうかもしれません。その内定者があなたより優秀ではなかったと聞いたとき、いくら惜しんでも何も変わりません。そうならないために、必要な準備は今すぐ始めましょう。


また、もしかしたら、今はまず参考のためこの記事をお読みになっているかもしれません。しかし、今は何が起きるか予測できない時代です。英語では、「Unexpected things happen… be prepared!」と言います。


「まさか自分の会社が買収されるとは」「まさか自分もそんな目に遭うとは」というコメントはよく聞きます。そういうことが起きなければいいのですが、すぐ転職をしなければいけなくなった万が一の事を考え、準備は今すぐ始めましょう。これからの経済は、ますますプロアクティブに行動する人が勝つ経済になっていくと思います。


必要な準備をすれば、どんな状況のあなたにもチャンスが現れると信じています。そのチャンスが現れたとき、簡単に手にするためにも、あなたの今からの賢命な行動が大事です。


その行動は今すぐとりましょう !


セルダル・バシャラ


PS: 実は、ちょうどこの記事の最終チェックをしている間に、その 50 代の女性の方からお電話があり、おかげさまでオファーが出たそうです。これから新しいビジネス展開に取り組む予定ですが、ますますのご成功を期待しております。経験を重ねると、自分にマッチした転職まで時間がかかることもありますが、皆さんもベストの準備をしながら期待を持って最後までがんばってください。



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  • セルダル・バシャラ e-Rirekisho.com代表
  • トルコ・イスタンブールのボアジチ大学にてエンジニアリングを専攻し、トルコホンダ工場の立ち上げに携わる。その後、来日し国際大学にて MBA を取得。ゴールドマンサックス、i2 テクノロジーズにてマーケティング・ビジネスプランニングに従事した後、国際開発コンサルティングファームやメーカーにて数々の国際プロジェクトに参加。その後、自らの外資系企業への勤務経験、転職経験と業界知識を元に、外資系転職のコンサルタントとして独立。日本語を流暢に話し、サッカーと合気道が趣味の親日家でもある。


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