外資系オンラインコーチング

# 44  お金が無いのに「ビジネススクールに行く」と言って上司に笑われていたあの頃


こんにちは。e-Rirekisho.comのセルダル・バシャラです。お元気ですか ?


先週からラマダンの月に入り、今断食中です。ラマダンは辛い時もありますが、食べ物をろくに食べられない人達の気持ち、辛い時に助け合う気持ちを理解できるとても素晴らしいチャンスでだと思います。


先日もう一つ嬉しいことがありました。日曜日 (9 月 16 日) は私にとってとても大切な記念日でした。日本に来てちょうど 10 周年にあたる日です。


この 10 年間で嬉しいことがたくさんありました。また、多くのことも学べたと思います。このような機会を下さった神様に感謝の気持ちで一杯です。


とても尊敬する人達にたくさん出会うことが出来ました。一番尊敬し、感謝している人は妻です。日本で知り合い、結婚し、今 5 歳の息子もいます。


家族、先生方、お客様方、このコラムをお読みになっている皆様、Daijob の方々や、一緒に働かせて頂いている皆様、友人達、本当にありがとうございます。


トルコでは、「どうなったかと話すより、これからどうするかを話すべき」という諺があります。成功したと思って満足してしまっても、決して止まってはいけないという意味です。過去はもう過去で、これから何をするかが大切です。私もそのようにし、今後の 10 年、20 年のことを考えていきたいと思います。神様が命を下さるなら、のことですが。いつどうなるか分かりませんよね。


10 年前、日本に来たきっかけはビジネススクール留学を決断した事でした。以前から日本が大好きで、日本に行ってみたいなと思っていました。


当時、ホンダのトルコ法人でとても良い仕事に就いていたので、決めるまではかなり悩みました。もう一つの問題は留学のための資金が準備できていなかったことです。ホンダの日本人の上司は私のことを自分の息子のように思ってくれていましたので、日本に留学すると話した時にはかなり心配してくれました。「お前、本当に大丈夫 ?」と何回も何回も聞かれ、他の日本人には「こいつはまだまだ青いんだ」などと説明しながら、笑われていました。


今でも大切な判断のときは、常に信頼できる人に相談するように努力しています。


その時は行きたいビジネススクールの卒業生で、既に日本で働き始めている、優秀なトルコ人の先輩に相談しました。「会社で働けば働くほど、責任や給料が増え、辞め難くなります。どうせ行くなら今のうち行った方が行きやすいでしょう。」ということを言ってくれました。日本に来てからもらえる奨学金についてもアドバイスをしてくれました。


半年分ぐらいしか資金がありませんでしたが、幸い、ちょうど半年後に奨学金がもらえるようになり、無事ビジネススクールを卒業することが出来ました。勿論、ホンダの上司達もとても喜んでくれました。


勿論、自分から動き出し、ベストを尽くさないといけませんが、この経験で学んだことは「どんなに不可能に見えていることでも、一生懸命お祈りすれば神様が道を開けてくれる」ということでした。


あなたにも、もしかしたらそのような判断をしないといけない時があるかもしれません。その時は問題点をあまり考えすぎず、成功した自分のイメージを考えて欲しいと思います。そうすれば、問題がすぐ解決されるわけではありませんが、どんな問題に直面しても、我慢する忍耐力が身につきます。


e-Rirekisho.com で転職相談をお受けになっている皆さんにもいつも成功した自分をイメージすること、そして「パッションが持てる仕事」を見つけることをお勧めしています。パッションを持って仕事が出来ればきっともっと楽しく働き、もっと強くなり、忍耐力が身につきます。また、もっともっと長く働くことができます。


その結果他の人よりも優れた結果が出せ、報酬も高くなるはずです。経済力が身につき、老後のために準備も出来れば、レジャーや自己啓発にも余裕が出てきます。


そのような人は、勿論、外からも「とても魅力的な人だなぁ」と思われます。外見も中身も「成功の光」で輝きます。ビジネスでも社会でも常に階段を上るように周りにサポートしてもらえます。


「パッションが持てる」仕事さえ見つければ、このような連鎖効果で、人生がもっと楽しくなりますよ。その達成感を是非あなたに体験して頂きたいのです。


あなたは何に対してパッションが持てますか ? 今すぐ考え始めてみませんか ?


ではまた。


セルダル・バシャラ


<<前のコラム  |  次のコラム>>

  • セルダル・バシャラ e-Rirekisho.com代表
  • トルコ・イスタンブールのボアジチ大学にてエンジニアリングを専攻し、トルコホンダ工場の立ち上げに携わる。その後、来日し国際大学にて MBA を取得。ゴールドマンサックス、i2 テクノロジーズにてマーケティング・ビジネスプランニングに従事した後、国際開発コンサルティングファームやメーカーにて数々の国際プロジェクトに参加。その後、自らの外資系企業への勤務経験、転職経験と業界知識を元に、外資系転職のコンサルタントとして独立。日本語を流暢に話し、サッカーと合気道が趣味の親日家でもある。


〒150-6018 東京都渋谷区恵比寿 4-20-3
恵比寿ガーデンプレイスタワー 18 階
HP: http://www.e-rirekisho.com e-mail: info@e-rirekisho.com
Mr.セルダルに直接お便りしたい方はこちらから