# 18 ■ Power Law (指数法則)
【編集部より】
富の分布そっくり ! Web のページビュー分布。個人が発信していく形のブログなどは、今後どのようにこの分布図を変えていくのでしょう。
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「Strategic role of IT」という、秋学期後半のクラスで、Power Lawの概念について学んだ。パレートの法則 (別名 2:8 の法則。2 割程の高額所得者が、社会全体の所得の約 8 割を占めるという法則)みたいな、 Value や Power がごく一部の人によってのみ占められているような状態の話だが、Webにおけるアクセス数や、アメリカにおける富の分布などにこの Power Law が顕著に見られるらしい。
たとえばページビュー数 1 位の Yahoo は Web 上のページビューの 8% (ホントかよ!?)を占めているが、7位のアマゾンはその 20 分の 1、コーネル大学のページビューはアマゾンの 100 分の 1、 大多数のページはほぼ無いに等しい、とか。富の分布も同じような感じらしい。ためしに検索してみたら分布図がいっぱい出てきた。皆さんもお試しあれ。
で、「価値は極少数の一部によって占められている」という話から、流行のロングテール論 ( ネット販売などで、ニッチな商品の売上の合計が、マス向けの商品の売上を上回ること ) に行くのかと思いきや、そこでおしまいだったので少々ガッカリ。また、「ブログによってこの傾向は変わってきていると思うか」の質問にもあまり手ごたえのある回答は返ってこずガッカリ。Yahooなどの集約型メディアから、ブログによる個人情報発信・議論へとパワーシフトが起こっている ( 少なくとも個人のパワーがあがっている ) ことは、議論すべきポイントだと思うのだけど。
単純なページビューならまだまだ旧メディアが強いだろうけど、どれだけの時間を読むことに費やしているかを考慮に入れると、少なくとも自分のケースではブログのほうが圧倒的に多くなっている。
今日の授業は一般的なネットワークに見られる価値分布についての考察だったのでそこまで触れなかったのだと思うが、今後の授業でこの辺についてみんなと議論してみたい。