# 26 ■ ビジネス戦略事例 - 最後のプレゼンテーション
【編集部より】
戦略のフレームワークやツールでは戦略に強くなれない ・・・ では戦略に強くなるために、本当に必要なこととは ?
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秋学期は 8 月の終わりから 12 月上旬までなのだが、いくつかの科目は学期の半分だけ ( 従って単位数も半分 ) しかなく、Cases in Business Strategy ( ビジネス戦略事例 ) の授業も、本日のプレゼンテーションをもって終了となった。
結局、我々は戦略分析の対象として Google を選んだ。やっていることが複雑かつ斬新過ぎて、分析に苦労したが ( 何度も選択を後悔した )、連日、深夜までチームミーティングを行い、やっとプレゼンにこぎつけることができた。
プレゼンの形式は、 S 教授が CEO で、他のチームの 6 人がボードメンバーとして同席し、コンサルタントとしての我々のプレゼンを聞き、質疑応答をあわせ 1 時間みっちりやる、というもの。 Google がやっていることを、予備知識のあまりない ( と思われる ) クラスメートに説明しながらも、戦略分析に時間を費やす、というバランスに気を配ったが、やはり理解しにくいところもあった様子。
プレゼン、質疑応答を終えて、教授からフィードバックをもらったが、全体的には好評価だった。また、プレゼンの際の注意点、質疑応答の際に信頼性を損なわずにコミュニケーションするやり方、チームメンバーが間違った答えをしてしまった場合の対策など、実践的なアドバイスをもらった。
恐らく戦略系の授業をとるのはこれが最後になると思う。残りの時間は、ファイナンス、アカウンティング、及び自分に欠けていた知識を補える科目で固めようと思っているから。
もともと思っていたことではあるが、ビジネススクールの戦略の授業で感じたのは、結局フレームワークやツールを教わっても、戦略に強くなるわけではないということ。それらは結局道具にしか過ぎず、必ずしも必要なわけでもない。状況を整理し、大局的な見方と現場レベルに落とした視点から本当にクリティカルなファクターは何なのかを見出し、それについてギリギリまで考え抜いた判断を下す。そういう訓練を積むことで、フレームワークも自然に使いこなせるようになっていくものだと思う。だから、戦略の授業はその企業のリサーチやケースの読み込みなど予習しないとほぼ価値はゼロといっていい。
今後もできる限り Wall Street Journal の記事などを読みながら、授業のケースのように考える訓練を続けなくてはいけない。