今年最初のJMEC講義日は2010年1月16日に行われました。年末休みの後の初の講義で、プロジェクトチーム報告を楽しみにしていたので、その日はJMECのメンバー達と話すためにもいつもよりかなり早めに到着しました。いまではJMEC参加者みんなと良い友達になっているので、この友情がJMECプログラムは終わっても絶対続いて欲しなと思います。
初日の前に、どのようなプロジェクト・チームになるか想像していたのですが、実際発表されてみると私の考えていたものとは全然違うものでした。発表されるまでの講義が非常に長く感じられる一日でした。
まず、講義前にはそれぞれのプロジェクトチームに分かれて座っていました。私のプロジェクト・チームメンバーはアメリカ人2人、マレーシア人1人、日本人2人とドイツ人2人です。男女率は5対2人です。
最初のテーマは「成功するチームを造る方法」について。その講義ではまず「Keirsey Temperament Test」をしました。そのテストの結果によって、私たちのタイプを” guardians守護者”、” artisans芸系の職人”、” idealists理想家”と” rationals 論理家”の 4 つに分けられました。その上で“成功するチーム”についての講義がされました。あなたがどのカテゴリに入るのか興味がありましたら、こちら http://www.keirsey.com/sorter/register.aspx から、テストをやってみてください。結構面白いですよ。私のチームは全てのタイプで構成されていたので、これも強みになるなと思いました。講義を続けていくと、プロジェクト・チームの価値がどのように決まるかを教えてもらいました。
· 成果: 細かく質の高い成果を出すこと
· 知識: 勉強: お互いにサポートしお互いから学ぶこと
· 誠実: 心を開いたコミュニケーション
· 自由: 自分の意見を持って枠にとらわれない思考
· 楽しみ: ハード・ワーキングを楽むこと
これらの価値をベースにそれぞれチームのミッションを作りました。私たちは「誠実で客観的に判断し、クリエイティービティーで楽しみながら、クライアントが成功するようにあらゆることを勉強し、最終目的である第16回JMECコンペティションを勝ち抜く。」です。
これを作った時、それぞれのプロジェクト・チームのモチーションが上がって、みんなやる気に満ち溢れているのが伝わってきました。
次に「効果的なミーティング」について学びました。既に今まで行ってきていたこともいくつかありましたが、外交的な性格と内向的な性格がどのようにミーティングに影響を与えるかは、参加による違いは大変興味深いものでした。
これで午前中の授業が終わったところなのですが、それでもまだ担当するプロジェクト内容がまだ発表されていません。。。どんなプロジェクトを担当することになるのか、昼食の間、みんなで話し合っていました。面白いことに、みんなそれぞれ違ったプロジェクトを期待しているようです。年末から心待ちにしているプロジェクト発表、まだ待たなければならなそうです。
午後の講義は「ビジネス・プラン制作の始め方」についてで始まりました。その講義はJMECチーム・コーチ(メンター)やJMECチーム・コンサルタントを長くやっていらっしゃる Greg Story氏でした。自分経験を語ってもらい非常に面白かったです。例えば、彼の経験によると、プロジェクトをチームで進めていて、状況が行き詰ってストレスがたまったとき、それを解決して成功に導くには、どのチームでもチームメンバーを厳しく指導・命令するために、独裁者が必ず必要になってくると言っていました。他にも「ワースト・ケース・シナリオ」についても話してくれ、プロジェクト計画前の心の準備授業みたいでした。
その後、午後3時にチームコーチ(メンター)とチームのコンサルタントに紹介してもらいました。結局、長くまったプロジェクト発表は、お互いに自己紹介したあと、それぞれのチームが順番に別の部屋に移動して、話されました。我々はチーム#7なので、他のチームへの説明が終わるまでかなり待たなければなりませんでした。その間、緊張や期待感が山ほどたまりました。
やっと私たちの番がきて、別室でプロジェクト内容を説明してもらうことになりました。 ところが、説明を受けると、私たちのリアクションは「シ~~ン」としたものになってしまいました。チーム内の誰もがその内容やクライアントを想像してなかったからです。実はその業種は私が考えていた最も期待の低いプライオリティーの低いカテゴリーだったのです。そのクライアントは、最初参加する予定だったクライアントが突然参加を中止したために、急遽参加することになったクライアントで、JMECスタッフいわく、そのプロジェクトを成功させられる優秀なチームを作らなければならなかった、それがあなた達ですとのことです。。。ま~、信用してくださってありがたいと思いますが、かなり頑張らなければなりません。
我々のチーム名は「Soleil」。その意味はフランス語で「太陽・日」です。その名前を選んだ理由は、まず、「日」は日本のイメージができますし、私たちのクライアントは日本市場参入を考えているので、プロジェクト名に合っていると思います。また、私たちがいつもミーティングするの会議室名は「Soleil」と言います。その会議室でこれからJMECのビジネス・プランを制作するので、我々にとってかなり重要な意味をもってくるわけです。
次はチーム・メンバーに役割と責任を割り当てて、クライアントのビジネスや商品ライン・アップについて調査することにしました。その3日後、再度集って最初に行うクライアント・ミーティングの質問内容やディスカッション・テーマをリスト・アップしました。クライアントとのミーティングでは、JMECプロジェクトの 業務範囲(Scope of Work)を決定します。その中で我々が達成しなければならない目標を決定するので最初にクライアントと決めるそれはJMECプログラムの中で実際のビジネス・プランと同様、大変重要な資料です。JMECコンテストのジャッジはその目標設定をベースにして作ったビジネス・プランを審査することになります。
最初のクライアント・ミーティングではクライアントの扱っている商品、ビジョンとミッションやこれから市場に導入予定商品のビジネス的な目標などかなり重要な情報を教えてもらいました。話していく中で私たちチームとクライアントはいくつか同じ考えをもっていることがわかったので、それをベースにして業務範囲(Scope of Work) を制作しました。
制作からクライアントのサインをもらうまで、数日間しかなかったのでかなりタイトなスケジュールでした。しかもミーティングの2日後、クライアントから連絡があり、ミーティングで話した結果から方向性を変更したいというの内容でした。そのため業務範囲(スコープ・オブ・ワーク)も半分近く変更しなければならなくなりました。チーム・メンバー全員がかなり頑張って、変更し、全チーム・メンバー、チーム・コーチとクライアントのサインを入れてもらって締め切り12時間前にJMECのスタッフに発送することができました。
次のステップはビジネス・プランの重要な法律的な課題を明確して、市場調査(量的・質的な調査)を企画し、実施して、財務計画とマーケティング・プランを作らなければなりません。2月24日までビジネス・プランをコンサルタントに第1ドラフトを提出しなければなりません。
本格的なプロジェクト制作が開始しました。。。忙しいですが、このまま読み続けて頂ければ幸いです。
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プロフィール:N・F
大手メーカ調達部門に勤務する26歳。学生時代は海外インターンシップやボランティアなどでバングラデシュ、フィリピン、スリランカ、トルコなどアジアを中心に様々な国を歩き回る。入社後4年間は工場の調達部門でバイヤーとして部品・材料の価格交渉やValue Engineering、納期管理等の実務に携わる。2011年夏に東京本社に異動、経営幹部とグループ全体の調達戦略を議論する過程で、工場での一バイヤーとしての視点ではなく、経営者のマクロ的視点の必要性を感じ、JMECへの受講を決めた。 |
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