
上海に溢れる高級外車の数、都心の億ション ( 今時こんな言い方しないのかな ? )、海外留学の看板に群がる若者 … 。一体どのような人が、外車を乗り回し、億ションに住み、海外留学を手に入れるのか!? 上海の平均所得は 3000 元 ( 2006 年 6 月現在 約 43,000 円 ) 強だというのに … 。
庶民の私としては、かなり興味深い。所得税の恐ろしく高いこの中国で、どうやったらお金持ちになれるのか。教えて欲しい、その秘密。
今の中国のお金持ちは、大きく分けて 3 つのタイプがあるそうで、 1 つは政府関係のお仕事の方、もう 1 つは香港、台湾から来た方 ( 外貨の持ち込みと言えるかな ? )、最後は最近会社を興して成功した方。
ドキドキしながら少し紹介すれば … 政府関係の仕事をする人は、実は給料はそんなに多くはないけれど、その他の待遇がかなり良いそうで、例えば、先日聞いた話だと、警察になれば ( ある程度の階級が必要だと思いますが ) 日本円で 1000 万円前後のマンションがプレゼントされたり、生活に関する様々なものがボーナスとか、手当てとか言う形でもらえるそうだ。また、袖の下で資産を作り上げた人も少なくないとか …。 ( 袖の下対策の 1 つとして、官僚全体の給料を上げたという話も )
次に香港、台湾人。この人達は商売上手で、商売を仕掛ける資金も持っている。大陸人と比べ愛想もよく、マナーも良く、先進国の影響を受けて進んだ商売の知識もあるこの人たちは、雪ダルマ式に資産を大きくしていった。
最近では、香港人の有名なデベロッパーがかなり大胆に上海の街を改造して行っているとか。
最後は ( 庶民的には一番評価するに値するような ) 勝ち組みの大陸人。親戚や友達から集めた資金で会社を興し、それが発展したケース。会社を作れば、様々な税金対策を凝らし、なるべくお国に納める額を小さくしていくのだとか。最近聞いた貿易会社の息子さんは月のお給料が 5 0,000元 ( 2006 年 6 月現在 約 720,000 円 ) で、都心にマンションを 4 つ持っていて、もちろん愛車は高級外車 BMW 。所得税が高いとはいえ、( 詳しくは書けないが ) その対策はいくらでもあると聞いている。
また、日本人は貯金一辺倒だけど中国では一般市民も自分の ( 時に親戚中の ) 資金を最大限の利用し、更に大きな資金作りをする。例えば、お金を集めて中古マンションを買い、そこそこの内装で、特に留学生などの外国人に貸し、外貨で不動産収入を得る。さらにその外貨を使って為替取引をし、利益を得る。そして定期的に親戚に分配。
しかし、自分たちは古い家に細々と暮らし、とてもマンションを持っているなんて想像もつかない様子で生活し、最大限の節約をする。他には、銀行の定期など。いい商品が有れば、すぐに資金をそこへ移す。 面倒だとか、銀行との付き合いとか、いい商品過ぎて怪しいだとか考える時間もないと思われるすばやさで。とにかくフットワークが軽くて見事。本当に情報通である。
ちなみに私の席の前にお座りの方は、毎日勤務の空き時間を見ては、インターネット為替取引を繰り返しています。仕事の合間にも関わらず 1 日に何回も売り買いすることで、昨年は 1 年で 150 万円の利益を上げたらしい。
「すばらしい」 の一言に尽きる。
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執筆者 神田あさか
福岡県出身。大学卒業後、バブル経済後の不景気な日本で広告代理店の営業として働いていたが、「あと少し早く生まれていれば!!」と思い余り「バブルを感じてやる?!!」の一心で上海へ。現在上海の日系IT企業にて勤務。日夜、上海の活気ある街や人間に刺激され「私も一旗上げてやろう!」と上海ドリームを描いている最中 |
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