
中国で 「就労ビザGET!」 までの道のり
先日スペインに住んでいる友人から 「やっと、就労ビザを GET した~!!」 という喜びのメールをもらった。 「やっと・・・? !」 ここで働く私としては、就労ビザを 「GET」 するのがそんなに大変なことだという実感がなかった。
そういえば、彼女はいつもビザを取る時、とてもナーバスになっていた。手続きの進捗状態とか、申請を頼んでいる人の態度とかに一喜一憂していた。私は改めて 「就労ビザって簡単にもらえるものじゃないのだ~。」 なんてのんきに思ったのでした。
確かに、アメリカやヨーロッパで就労ビザを取ろうとしたら、特別でかつ優秀な能力の持ち主は別として、弁護士さんにお願いして申請しなければならないし、会社側は 「どうしてその仕事を必ずしも日本人が行わなければならないか?」 を証明しなければならないし、またその裏づけとして本人の大学の専攻も関係してくるとか。 ( 例:商学部専攻の人が会計の仕事を希望=○。教育学専攻の人が会計の仕事を希望=×。)
語学留学の時は割りと簡単に取れたビザも、就労となると自国の労働者を守るため、それはそれは厳しく中々簡単には許可してもらえないのが現実。 ( だってみんなアメリカやヨーロッパに行きたいと思うから、なんだかかっこいいし。) だから、 ( 私の友人もそうだけど ) 日本人でなければ、その仕事ができない、つまり日本人相手の仕事に就く人が圧倒的に多いようです。・・・ちなみに彼女は日本人観光客に大人気のチョコレート専門店で働いています。
皆さんご存知でしょうか?中国は日本から観光で来た場合、最高 2 週間+3 ヶ月ビザがなくても大丈夫なんですよ ( 途中で更新しなければなりませんが )。
中国はまだまだ圧倒的に人手不足 ( 単なる労働力ではなく特殊能力を持つ人材としての ) なので、外国人を取り込む枠はとても広いです。 ( 枠はあるのか ? ってくらいに ) 日系企業、外資企業であれば、殆どの場合就労ビザは容易に GET できます。但し、中国企業や日系、外資でも事務職や会計職への就業は難しいとされていますが、それも中国語が流暢であれば (HSK 10 級以上 ) 思いのほか簡単なようです。中国政府や大学 ( 教授として ) で働いたりする人は特殊能力や大学院での指導経験など求められるようですが ・・・。
自分で準備するもの:パスポート、履歴書 ( 中国語 ) 、資格証明書、健康診断証明書 ( 国公立病院および日赤医療センター ( 東京都 ) で指定の健康診断を受け、健康診断書 ( 指定書式 ) 、証明写真 ( パスポートサイズ予備も含めて 10 枚くらい )
1. 労働局発行の 「外国人就業許可書」をGET。 ( 所要時間: 1 週間程度 )
外国人就業弁公室に申請書、履歴書 ( 中国語版 ) 、資格証明書 ( コピー ) 、パスポート ( コピー ) 、受入先の証明書、受入先の設立認可証書 ( コピー ) ・営業許可証 ( コピー ) ・組織コード証 ( コピー ) を持って申請。
2. ビザ発行許可通知書のGET。 (所要時間 : 1 日以上)
外国人就業許可証明書が発行された後、各行政単位の対外経済貿易部門に申請書、ビザ発行許可通知書、履歴書 ( 中国語版 ) 、資格証明書 ( コピー ) 、パスポート ( コピー ) 、受入先の設立認可証書 ( コピー ) ・営業許可証 ( コピー ) ・組織コード証書 ( コピー ) ・説明書 ( 社印要 ) を持って申請。
3. 外国人居留書を GET ( 所要時間: 1 週間程度 )
以前は公安に申請しなければならなかったこの書類、今はパスポートにビザと一緒についてくるようです。( 私はまだ別の冊子で持っていますが。)
しかし、この作業、自分で行ったという人を私は知りません。私なんかは愚かにもビザは勝手に会社が取ってくれるものと思っていました。というのも、こちらではこのような作業を代行する企業があり、そこではビザの管理、納税の管理などをまとめてしてくれるので、どこの企業も大抵このような会社に外注していて、就職が決まった皆さんは、言われた書類を準備し、1 週間ほど待っていれば、就労ビザが貼られたパスポートが手元に届くわけです。またこのような会社は各関連機関とのコネクションもあり、様々許可などが取りやすいし、時間も短縮できる場合があるので、普通外国人を要する会社はこの機関に頼みます。
でも、個人でがんばって申請すれば、600 元程度、しかし仲介機関に頼むと2,500元前後のようです。
うちの会社は弁護士で且つ、会計士の方 ( 日本語ペラペラ ) に月 4,000 元でお願いしています。普通は企業側がやってくれます。
だから皆さん、ビザのことなど心配せずに、先ずは志望先を決め、観光ビザで面接を受け、その後会社任せで、ビザを GET しましょう !! 語学留学をしていた学生もほとんど、先に面接を受け、卒業時にそのまま就労ビザへ切り替え・・・と、そのようにしているようですよ。
そうとはいえ、上海は日本人が一番多い外国 ( 都市 ) 。そのうち段々厳しくなってくるのかも ・・・ 中国語能力は必須とか ?! 今から努力するに越したことはないですね。
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執筆者 神田あさか
福岡県出身。大学卒業後、バブル経済後の不景気な日本で広告代理店の営業として働いていたが、「あと少し早く生まれていれば!!」と思い余り「バブルを感じてやる?!!」の一心で上海へ。現在上海の日系IT企業にて勤務。日夜、上海の活気ある街や人間に刺激され「私も一旗上げてやろう!」と上海ドリームを描いている最中 |
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