
一流企業、駐在員 B さんの場合
入社当時に中国駐在の可能性があると知らされていた B さん、3 年ほど日本で働き、その経験を見込まれて、この度晴れて上海への駐在が決定しました。任期は 3 年。期待と不安が入り混じる中、どちらかと言うと不安の方が大きかったようです。というのも、英語は少しできるけれど、中国語を全然勉強したことがなかったからです。
ですがそこは一流企業 !
先ずは上海の有名大学にて、半年間の語学研修です。( この時の給料は半額くらいもらっていたとか。) 元々一流企業に就職できているBさんですから、半年勉強すれば、すぐに簡単な日常会話は話せるようになり、後は会社独自の専門用語を独学。研修後には、当初の不安は大きなやる気に変わり、上海支店に出社となります。
住居は社宅として会社が借りてくれている豪華マンション。安くても 6000 元。ほとんどの方は 1 万元以上のマンションにお住まいのようです。「日本の家の家賃より高いの。」って言っていました。日本では考えられない 1 人暮らしなの に 3LDK!! 100平方メートル以上!! 肩書きがつくような人であれば送り迎えの社用車つき ! お給料は日本の給与に海外手当てがつき、何だかんだで 2 倍近く。上海 の物価がいくら高くなってきているとはいえ、日本での生活に比べたら、超セレブな毎日。
但~~し !! 日本本社からのきついプレッシャーや現地スタッフとの摩擦、時々日本からやってくる出張者のアテンド ( という名の観光ガイド。何度も同じ観光地を案内しなければならない ・・・。) など日本に居れば味わわなくてすんだ苦い体験は数知れず。
また、日本の本社ではよく「中国は安い人件費で日本と同じ品質の物が作れる ( 事ができる ) 所 ! 」と思われているようですが、現実は、なかなかそうはいきませ ん。本社からは厳しい要求がどんどん来るし、それを現地スタッフに ( 安い給与で ) 要求すれば当然、ダイレクトに不満が返って来る。結局は現地スタッフなしでは何もできないので、あれやこれやと ( 給与を上げること以外の ) 対策を考え、日々本社と現地との間で板ばさみ ・・・・・・。
ですが、仕事のことを考えなければ、それはそれは夢のような暮らしぶり。
任期が終って日本に帰る頃には「帰りたくない~~。」と涙する人も ?!
<一口メモ>
一 流企業から駐在される方の場合は、既婚者の方が多いようです。経験を積まれているし、生活が安定しているからかな ? また単身赴任の方より家族を呼んでらっしゃる方の方が多いようです。以前紹介したように、上海は治安もいいし、日本人の幼稚園や日本人学校などもありますし、暮らしに必要なものは大体なんでも ありますから。駐在員の奥様も「中国だから生活が大変だわ~。」などと言いつつも、セレブな暮らしを楽しんでらっしゃるようです。
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執筆者 神田あさか
福岡県出身。大学卒業後、バブル経済後の不景気な日本で広告代理店の営業として働いていたが、「あと少し早く生まれていれば!!」と思い余り「バブルを感じてやる?!!」の一心で上海へ。現在上海の日系IT企業にて勤務。日夜、上海の活気ある街や人間に刺激され「私も一旗上げてやろう!」と上海ドリームを描いている最中 |
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