
2 月 14 日はバレンタインデーでしたね。素敵な時間を過ごされましたか ?
中国では ( というより日本以外では ? ) バレンタインデーは恋人達がお互いの愛情を確認する日で、必ずしも女性から男性にプレゼントを渡す日ではありません。
上海ではもっぱら、男性が女性にお花 ( バラの花が主流 ) をプレゼントすることになっています。今年のバレンタインデーは、バラの花束に「愛情証明書」を付けたものが大人気で、値段が通常の花束の倍以上にも関わらず注文が殺到した、とニュースに大きく取り上げられていました。ちなみに、バラの花は 99 本送るのが理想です。9 の発音が「久」と同じ音で、99 で「久久」となり「永遠」の意味を表すからです。
さて、今回はそんな中国の「証明書事情」についてお話したいと思います。こちらでの就職や転職の際には、履歴書の他に自分が取得した全ての証明書が必要です。( 例:大学の卒業証明書、成績証明書、各種資格証明書など )
私も日本語教師と言う仕事柄、大学の卒業証明書はもちろん、日本語教師の認定書などの各証明書が必要だったため、慌てて日本から取り寄せました。卒業証書なんて大学卒業と同時に、実家の押入れにポーンと投げ入れたまま、陽の目を見ることなんてないものだと思っていましたが、母に探してもらい送ってもらったり、大学に連絡し成績証明書を送ってもらったり、現在よりもインターネット環境が悪かったので、 E メールのやり取りも何かとスムースに行かず、大変でした。
日本では履歴書に「○○○○年 □△○大学入学、○○○○年 同校 卒業」と記すだけでよかったのに …。でも考えてみると履歴書に書いてあるだけでは、実際のところ本当にその大学を卒業したのかどうかなんて、分りませんよね。日本社会は本当に信頼の上に成り立っているのだと感心します。
中国では卒業証明書や各種資格証明書の偽物も売っていて、人事担当者はそれを見抜く技を持っている人が居たりします。 ( ブラックライトを当ててみたり、本当にすごいんです ! ) そういうものが出回るのも、大学を出ていないと都市に働きに行けないという規制や学歴、もっと言えば身体の様子まで、採用基準で定められている事実があるからでしょう。
例えば、サービス業の人材募集などでは、日本では考えられませんが、「短大卒以上、身長 180 センチ以上、容姿端麗な男性、上海戸籍優遇」などと当然のことのように書いてあります。ただでさえ厳しい競争社会の中で、努力だけではどうにもならない事まで求められます。だからと言って偽物を作っていいという事ではないけれど、なかなか厳しい現実です。
日本に居たころには押入れに投げ入れていた各証明書、中国に来てからは大切に保管しています。みなさんも中国に働きに来る前には、各種資格証明書の準備を万全にして来て下さいね。
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執筆者 神田あさか
福岡県出身。大学卒業後、バブル経済後の不景気な日本で広告代理店の営業として働いていたが、「あと少し早く生まれていれば!!」と思い余り「バブルを感じてやる?!!」の一心で上海へ。現在上海の日系IT企業にて勤務。日夜、上海の活気ある街や人間に刺激され「私も一旗上げてやろう!」と上海ドリームを描いている最中 |
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