
上海蟹の季節がやってきました。
巷では食べた蟹の量を自慢しあう会話が交わされ始めます。蟹も美味しい、気候も穏やか、行楽シーズン到来 ! ということで ( !? )、この時期は日本から多くの出張者が上海へやってきます。それに備え、こちらでお世話をする駐在員は「どんなアテンドをすれば良いか ? 」と頭を悩ます季節でもあるのです。
さて、デキる人はどんなところを用意するのか ?
上手なアテンドはまず敵 ( 相手 ) を知ることから。出張者や、お客様によって好みはそれぞれ。その人に合わせたアテンドができれば、満足度も高く、楽しんでもらえるのではないでしょうか ? 例えば、女性なら「美味しいものと美容」といったように …。
では、上海で主流のアテンドコースをご紹介します。
1.「美容とグルメお姫様コース」
☆遅めのお目覚め → 租界老房子 ( 古い洋風の家屋 ) をリメイクしたお洒落なレストランでブランチ
→ 買い物三昧 → 中国茶道で入れてもらったお茶を頂く → エステ、ネイル→ 外灘の夜景を見ながらワイン
→ 足ツボ & 全身マッサージ → 就寝
想像しただけでもウットリでしょう ? ( 最近あまり中国のイメージは良くないようですが、これらは本当に全て、想像よりずっと素敵に実現可能なのです ! )
上海は物価も上がり、買い物やレストランでの食事など日本と変わらないどころか、もっと高い所もたくさんありますが、そこはアテンド者の腕の見せ所。まだまだ、安くて素敵な所はたくさんあります。また、マッサージなど美容関係は日本より断然お手頃。漢方エステなんて、それっぽくていいでしょう ?
2.「歴史探索とグルメコース」
私はあまり得意ではありませんが … 年配の方や、建築関係の方など楽しいかも知れません。
☆早起き → 路面店で中国の朝食 → 上海博物館 ( 1 日では見て回れないと有名です ! )
→ 足ツボ、全身マッサージ → 就寝
☆早起き → 歴史的建造物巡り → 鉄門鑑賞 → 上海蟹 …
☆早起き → 公園で太極拳 → 有名大学見学 → 公園巡り …
このコースでは是非、中華料理を食べて「食」からも歴史を感じてもらいたいもの。また、老房子巡りはありがちなコースですが、私が密かに好んでいるのは、鉄門 ( 家や小さな団地の入り口である鉄製の門 ) のデザインを見て回ることです。
ヨーロッパの影響なのか美しく繊細なデザインや、ダイナミックなもの、ちょっと考えられないモチーフなど結構楽しめます。
公園での太極拳は知らない人が勝手に参加しても大丈夫。後ろで真似をしてやってみるのも楽しいかも。また、大学や公園もみて回ると楽しいです。中国の大学や公園はとっても大きくて緑がいっぱい。歴史のある大学は建物も一見の価値ありです。
3.「上海の今、思った以上に近未来コース」
☆空港から出ている時速 400 キロを越えるリニアモーターカーにて移動
→東方明珠電視塔 ( 上海テレビ塔 ) タワー最上階で上海一望 ( 高速エレベーターだって当然あります ! )
→ 大型デパートで買い物 → 高層ビル内レストランで食事
移動手段は是非、公共交通機関を使って頂き、キャッシュレスの交通カードで支払ってください。(但し、上海の乗客のマナーについては目をつぶっていただいて … )
以前はアジアで一番高かった ( 今は台湾の台北 101 ビルに抜かれてしまった … )東方明珠電視塔をはじめ、様々な近代的デザインの高層ビルが建ち並ぶ浦東エリア。また、それらのライトアップ ( 夜景と言うべきか ? ) 川を挟んで片側は疎開の歴史溢れる石造りのヨーロッパ建築、片側は近代的な高層ビル。上海の代表的な景色です。
また、違った局面から、上海美術館やギャラリーでの近代アート巡りもお勧めです。中国の近代アーティストは徐々にアジアで人気を高めているようですよ。
… など色々とありますが、事前にデータ収集をして、どんな物を見たいか ? 食べたいか ? を聞くことが大切です。( 案内してもらう方はたくさん注文をしましょう ! 注文が多い方が案内する方としては助かります。)
注意点は、「ここにあったはずのお店が …。」って事も多いです。最新のデータで確認を ! ! 上海の街は日々変化していますから。
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執筆者 神田あさか
福岡県出身。大学卒業後、バブル経済後の不景気な日本で広告代理店の営業として働いていたが、「あと少し早く生まれていれば!!」と思い余り「バブルを感じてやる?!!」の一心で上海へ。現在上海の日系IT企業にて勤務。日夜、上海の活気ある街や人間に刺激され「私も一旗上げてやろう!」と上海ドリームを描いている最中 |
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