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上海サバイバル通信

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# 41  上海 = 野心 !


もうすぐ 10 月 1 日の国慶節 ( 建国記念日 ) がやってきます。
1 日から 7 日 は大型連休 ( ということで、みんな既に心ここにあらず。心の半分以上が連休、半分以上が故郷です。)


私は今回台湾に行くことにしたので、最近は、以前台湾に駐在されていた方々へのリサーチの日々。 ( 私も半分以上、心はお休み ?! )


そんなリサーチをしている中で、台湾に駐在されていた方々は台湾への思い入れがとても強い、ということに気がつきました。


ある人は「第 2 の故郷」と言い、ある人は「終の棲家」と言います。
空気も水も綺麗、ご飯がおいしい、人が親切。とその理由は様々で。


そういえば … 以前香港に行った時には、「香港には長く滞在する日本人が多い」と聞きました。留学で香港に上陸し、そのまま現地で働いている人。駐在で来たけれど、帰任と同時に会社を辞めて、現地で働くことを選び、そのままの現在に至る人、などなど。


私にとって香港は、物価や不動産が高く、働くには中国語( 共通語と広東語 ) と、英語が必要不可欠な事など、決して暮らしやすいとは言いにくいところだという印象がありました。しかし街の様子はとても気に入り、大変魅力的な街ではありました。


先日、転職を考えている友人 ( 日本で 10 年近く雑誌のデザイナーをやっている ) の相談に乗っていたところ、彼女は上海がよほど好きらしく「上海で探したいの。それ以外なら、上海の近郊。週末上海に戻れる範囲で」と言っていました。本当はちょうどその時、香港で彼女にピッタリな仕事が"<急募 !>"であり、条件も悪くなかったので、私は「香港いいところだったよー。いいじゃん、この仕事。」と言って薦めたのですが、彼女は頑なに上海を譲りませんでした。


日本の景気が上向いてきたといわれている最近、上海から日本へ帰っていく友人も居ないことはないのですが、やはりまだ「ここで何かをやりたい ! 」と考えている人が多いように感じます。もちろん彼女もその 1 人で「普通の仕事 ( 彼女はこう表現したのですが、つまり、日本でもできるような仕事という意味 ) なら日本でする。ここでしかできないことを今、やりたい。」と言っていた言葉に、その気持ちが表れているように思います。


上に紹介した「台湾」「香港」「上海」を思う人たちの違いを、私なりに考えると …
台湾 = 癒し
香港 = 日本と同じような外国
上海 = 野心
ではないかと思います。


大陸ではこれから 2008 年のオリンピック、 2010 年の上海万博という大きなイベントが控えていて、街の活気や人々の気合は例えるのも難しいほど十分。全体的に「もっと上へ ! もっといい暮らしを ! もっと ! もっと ! 」と思っているのを感じます。その気合を私たち外国人も感じていますし、何より街がめまぐるしく変わっていきます。


それを「心地いい」と感じられ、刺激される何かを心に感じる強さと野心を持った人が上海に上陸し、上海に残る人ではないかと思います。


今同じ心を持っている方がこのコラムを読まれているなら、 1 度は覗きに来る価値があると思いますよ。上海ってそういう街です。

執筆者 神田あさか

福岡県出身。大学卒業後、バブル経済後の不景気な日本で広告代理店の営業として働いていたが、「あと少し早く生まれていれば!!」と思い余り「バブルを感じてやる?!!」の一心で上海へ。現在上海の日系IT企業にて勤務。日夜、上海の活気ある街や人間に刺激され「私も一旗上げてやろう!」と上海ドリームを描いている最中

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