
先日、香港に行ってきました。
中国に来てからというもの、大陸から出たことのない私でしたが、ちょっとばかり海を渡ってみたところ … その違いに驚きました。香港の街はこぢんまりとしていますが、ゴミなどもなく綺麗。歩きタバコどころか、殆どの場所が禁煙。また、その地形と自然の恵みからか、空気も、水も綺麗。そして何より住んでいる人たちの意識レベルの高さに感動 !
そこには、笑顔での会話、怒りを感じさせないサービス、非を認める素直さ、譲り合う心が存在していました。
上海と同じ「中国」と呼ぶには少し複雑な心持ちでした。中国で俗に「大陸」と「島」を言い分けている意味がよく分かった数日間でした。
さて、香港で注目されていることと言えば、マカオ !! でしょう ?!(私だけですか ?)最近、ラスベガスのカジノの売り上げを追い抜いたと報道されていましたが、真相はいかに !? 今回の香港旅行で最も楽しみにしていたことの 1 つ。いざ、うわさのカジノへ !!
(参照: マカオ、ラスベガスを抜いて世界最大のカジノに - 香港)
私の頭の中は、映画「オーシャンズ 11 」のようなきらびやかな内装、ドレストアップしたお金持ち達。ドリンクを運ぶバニーガールとタキシードのハンサムボーイ。
朝 10 時にホテルのロビーで待ち合わせした私たちに、案内役の友人が「そのサンダルはダメだよ。ドレスコードがあるんだから !」と。
その言葉に「おおぉ、さすがはカジノ !」と意味不明の声を上げ、そそくさとお色直し。
いざ出陣。
高速船で 1 時間ほど、目的地のカジノは「金沙」と書かれたゴージャスなキンキラ金の建物でした。
入れてもらえるのか一抹の不安。友人は T シャツにジーンズ、スニーカー姿だし…。
ドレスコードにドキドキしながら、入場者の列に並ぶも、難なく OK。
空港でチェックするのと同じように、カバンを機械に通され、カバンの中身を確かめられ、入場。
と、そこは… 。どこかで見た風景…。「…… っ !!」
そこにはいわゆる「大陸の人」が大勢ごった返していたのです。
「えぇーっ、これのどこがドレスコードなのっ !?? 」
「ドレストアップしたお金持ちはどこなの~~ ?! 誰か真実のドレスコードを教えてあげて ! 誰かっ !!!」と叫びたくなりました。
しかし、今や人民元と香港ドルはほぼ 1 : 1 。香港には大陸からの団体旅行者が溢れていました。当然カジノも例外ではなく、通常、広東語か英語が溢れる香港ですが、北京語、上海語、何語だか分らないけれど、広東語ではない中国語に埋め尽くされていました。
※(1 元=15.8 円、 1香港ドル= 15.5円 2007 年 6 月 12 日現在)
「オーシャンズ 11」 を夢見ていた私は、がっかりしたような、2 日ぶりの「大陸文化」に心温まるものを感じたような… 少々複雑な思いをし、そんな思いの中、ものの 10 分程で500 RMBをすりました。※(RMB= 人民元 )
ビギナーズラックなんて、そうそうあるものではありません。
それにしても、まさか、海を渡っても「大陸」の勢いを感じることになろうとは… 。
今後の「大陸」に期待する気持ちと、その勢いの恐ろしさを実感した香港旅行なのでした。
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執筆者 神田あさか
福岡県出身。大学卒業後、バブル経済後の不景気な日本で広告代理店の営業として働いていたが、「あと少し早く生まれていれば!!」と思い余り「バブルを感じてやる?!!」の一心で上海へ。現在上海の日系IT企業にて勤務。日夜、上海の活気ある街や人間に刺激され「私も一旗上げてやろう!」と上海ドリームを描いている最中 |
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