
前回予告した通り、今回は医療保険について。
私の場合はかなり特殊かも知れません。なぜなら私は、海外手当なんて一切無い、”なんちゃって”駐在員だからです ( 笑 )。
駐在員と言われる人の殆どは、少なからず海外手当てと言うものが有り、更に当然のように海外保険に加入しています。
しかし、私は入ってません。正確には入れてもらっていません ( 涙 )。
最近では「上海で働きたい !」という人が多いせいか、会社の福利厚生が良くなければ、自腹で賄う人も少なく無いようですが、上海に来て早 4 年、保険に関して会社と戦い続けている私は、自腹で加入というのがどうしても納得いかず ( 笑 ) 現在に至っています。
では、海外保険のない私は医療控除が受けられないか ? といえば、それも違います。
日本の社会保険があるからです。日本で高い保険料を納めているだけあって、社会保険は海外でも通用します。
但し、手続きは面倒ですが…。社会保険は日本に書類を送付し、請求することが出来ます。
請求には次の書類が必要です。
1. 病院の領収書
2. 医師の診断書・診療内容明細書 ( 上海では 100 元 ( ※1元 = 15.24円 2007 年 4 月現在 ) 別途料金発生した。高い !! )
3. 1、2 の翻訳文 ( 翻訳者の氏名・住所を記載 )
4. 療養費支給申請書 ( 社会保険事務所の書類。ネットでもダウンロード出来ます。)
この書類を完璧に仕上げることは、簡単そうで実はとても面倒。更に追加料金が必要になってくる ( 診断書など ) 作業です。
ちなみに私は、3 の翻訳文を自分で書いたのですが、社会保険事務所の方から「これじゃダメだ。」と言われました。なぜだか分りません ( 怒 )。気を取り直して、中国人の日本語教師に訳してもらい、サインをもらい請求へと臨みました。
が … 私が請求した福岡にある社会保険事務所さんは「そんな手続きしたことないわー。」といった感じで、ワタワタ。「私は中国語が分からないので …。」などと言われ、私もイライラ …。結局、私が帰国している間に受理してもらえず、未だ請求できていません。
有効期限は受診日より 2 年間。一応、母に託しているものの、どうもこのまま諦めてしまいそうです。( あれっ ?! 既に 2 年過ぎたのでは ?! )
根気良く出来る方はいいかも知れませんが、そうでない方は、私のように外国人向け医療ではなく地元の医療を受けて、「自己負担でも ( 社会保険の控除がなくても ) いいわ。」と思える程度の医療費を支払った方がいいようです。
特に日本に一時帰国などが難しい方「書類を送付してもらえば結構です。」とは言われますが、不備があっては受理されません。
半年前、本社海外事業担当の ( 雲の上の) 上司との個別面談の際に…
「最後に先生に質問します。今、1 番欲しいものは何ですか ?」と聞かれ、
「海外保険です !」 と即答した私。
上司はきっと「人材」とか「知名度」とか「実績」とか ( 私は管理の仕事もしているので )、そういった言葉を予想していたと思うのです。
あれから半年。 … どうやらあの時の願いが届いたようです。
現地採用の私の部下たちは、全員会社海外保険に入れてもらっている様子。
私もきっと入れてもらえるはず。4 年間の戦いがようやく終るのか ?!
早速確認してみます。
|
執筆者 神田あさか
福岡県出身。大学卒業後、バブル経済後の不景気な日本で広告代理店の営業として働いていたが、「あと少し早く生まれていれば!!」と思い余り「バブルを感じてやる?!!」の一心で上海へ。現在上海の日系IT企業にて勤務。日夜、上海の活気ある街や人間に刺激され「私も一旗上げてやろう!」と上海ドリームを描いている最中 |
| トップページへ戻る |